大学生の夏休みは約2ヶ月間とかなり時間があるので、自分がやりたいことは、その気になればなんでもやれます。後ほど触れますが、好きなことがあるのであれば、とことん突き詰めればいいし、行きたいところにも行けば良いです。
しかし、その反面、時間はあっという間に過ぎてしまいます。何も考えずに寝て起きて飯食ってバイト行って。。。という繰り返しをしていたら、気が付いたら後期が始まっています。
もし、あなたが特にやりたいことがないというのであれば、今回紹介する「絶対にやるべきこと」に挑戦してみてください。
必ず社会人になってからも役に立つ力がつきますし、もちろん就活でも必ず役に立ちます。
ぜひ、高くなっている今の意欲を忘れないように、最後まで読み進めていただければと思います。
目次
1.大学生の夏休みは自分の力を伸ばすために使う
夏休みは自分の力を伸ばすために時間を使う意識をしてください。取り組めば必ず力がつきます。そして、のちに控えた就活で必ず有利に働きます。
もし大学1、2年生だったとしたら、なおさら挑戦してみてください。就活生になる頃には、周囲の大学生と圧倒的な差をつけて、多くの企業から内定をもらうことができます。
これだけ聞いたら現実感がないかもしれませんが、やるとやらないのでは雲泥の差が出ます。
大学生の夏休みはそれくらい重要な期間ということを覚えておきましょう。
たくさん遊んで、たくさんバイトするのと同じくらい、自分の力を伸ばすために時間を使ってみてください。
1−1.力を伸ばした先に得られる事
夏休み中に力をつける事ができたら、一体どういった物が得られるのでしょうか。ただ何も考えずに色々と頑張っていても、”頑張った先の事”が見えなければ、どこかでやる気がなくなってしまいます。
① 圧倒的な就活生になれる
1つ目は将来的な話になりますが、圧倒的に他の就活生と差をつけられる事です。この「大学生活2.0」の運営者のうちの一人は、企業の新卒の人事、中途採用の面接官も担当しています。そういった経験から最近感じている事があります。
それは「色々な経験をしている人の方が絶対に採用したくなる」という物です。とっても真面目で指示した事をしっかりとこなしてくれそうな人も魅力的です。ですが、もっと人事の目を引く人は経験豊富な人なのです。
夏休み中に色々な経験をしている人は、絶対に就活においてその経験を生かす事ができるはずです。
② 新たな出会いが得られる
2つ目は「新たな出会いが得られる」という物です。あまりピンとこないかもしれませんが、人生の経験上この感覚は決して間違えていないと思います。
「人にはその人の実力に見合った人が寄ってくる」や「類は友を呼ぶ」というように、色々な経験をそいて、実力をつければ、自然と面白い魅力的な人間が自然と集まってくるのです。
もちろん、それは学生だけとは限りません。色々な経験を積んでおけば、面白い社会人にも出会える可能性が出てきますし、企業の社長さんともお会いする事もあるかもしれません。
「どのような経験をすれば良いのか」については後半でお話ししていきますね。
③ 異性にモテる(特に男性は)
「え?なんで?」と思うかもしれませんが、これはほぼ間違いないでしょう。色々な経験をしている人は異性にモテやすくなります。ただし男性限定で女性にモテると言っても過言ではないかもしれません。
なぜ年上の男性は年下の女性から憧れるのでしょうか?なぜ社会人の男性は大学生女子からモテるのでしょうか?幾つか理由はあると思うのですが、それは「自分よりも色々な経験をしていることに魅力を感じるから」です。
同い年の男の人よりも、自分より歳が上で色々な経験をしている人に対して、女性は憧れを抱きます。これは男女の精神年齢のバランスが関係しているのですが、経験豊富な男性は魅力的に映ります。
逆に色々な経験をしている現役バリバリの女性は、男性が劣等感を抱いてしまい「モテる」とは言い難いかもしれません。
2.夏休みに絶対にやるべきこと3選
ではここから、大学生の夏休みに絶対にやるべきことを3つ紹介します。
ここでも、ただなんとなく読み進めるのではなく、「自分にどう生かせるかな?」と考えながら読み進めると、より力が付くはずです。
① 1つの分野を極める

大学生の夏休みに絶対にやるべきこと、まず1つ目は、「1つの分野を極める」ことです。
何かを極めるということは、就活やマーケティング的に言うと「専門性を持つ」「強みを作る」ということになります。
そしてそれは、「あなたを選んでもらうキッカケ」にもなり、就活に限らず、普段の人間関係にも当てはまります。
就活に直接関わる専門分野の例は「リーダーシップ力」「コミュニケーション能力」などが挙げられます。また、「Web系」「美容系」「トレーナー系」などのような専門学校にありそうな分野も当てはまります。
就活に直接関わらない専門分野は趣味の延長線上にあることが多く、例えば「お酒が好きだから“ワイン”を極める」「食べることが好きだから“食”を極める」「本が好きだから“小説”を極める」などが挙げられます。
極める分野はなんでもいい
ここまでいくつかの分野を紹介しましたが、「じゃあ、実際になんの分野を極めればいいの?」と思うかもしれませんが、なんでも良いのです。
ここで重要なのは、極める内容ではなくて、極めるという“行為”そものもが重要なのです。
極めるという行為は、ただ単に暗記をするだけではなく、目で見て、肌で感じて、頭をフル活用して考えて、体全体に染み付くまで深めることを言います。
社会人になると、これまでの大学受験や定期テストのように暗記をするだけでは成長できないし、仕事で結果を出すことができません。
しかし、日本の教育は「暗記」することしか教えない教育なので、自分考えて体験するような「極める」という行為をやったことがない人がほとんどです。
そのため、社会人になってから、なかなか思うようにいかず、悩んでしまう人が多いのです。
そうならないためにも、大学生の夏休みのうちに「極める」という行為を身につけてしまえば、社会人になってから圧倒的に成長できるし、仕事で結果を出すことができます。
ついでに、夏休み中に極めた分野が就活やその後の社会人になってから役に立てば一石二鳥ですよね。
どのくらい深掘れば極めたことになるのか?
これはよくある質問です。
確かに、物事は知れば知るほど奥深いことに気がつきますし、キリがないのが「極める」ということです。
一番は何も考えずに、「極めていたら自然と力が付いていて、強みになった!」という状態ですが、何かの目安が欲しいのもわかります。
いろいろな意見はありますが、1つの目安としては、
「知り合いの中で一番詳しくなる」
ところまでいくと、「極めた」と言えるレベルになります。
- 知り合いの中で一番“コミュニケーション”がうまい
- 知り合いの中で一番“リーダーシップ”がある
- 知り合いの中で一番“Web”について詳しい
- 知り合いの中で一番“ネイル”がうまい
- 知り合いの中で一番“髪を切る”のがうまい
- 知り合いの中で一番“ワイン”に詳しい
- 知り合いの中で一番“小説”に詳しい
というような感覚です。
難しいと考えるか、簡単と考えるかはあなた次第ですが、大学生の夏休みを使えば、これくらいは達成できます。
夏休みだけだと期間が短いと感じたなら、半年くらいの期間を見積もって、1つの分野を極めてみると良いでしょう。
② プロジェクトを運営する

大学生の夏休みに絶対にやるべきこと、2つ目は、「プロジェクトを運営する」ことです。
このプロジェクトを運営するという経験は、そのまま社会人になっても生かせる経験ですし、就活でも企業にアピールできる経験になります。
これは夏休みに限らなくても良いのですが、なにか自分でイベントを企画して運営するという過程には自分を成長させる要素がふんだんに詰まっています。
- イベントを企画する「企画力」
- プロジェクトチームを管理する「マネジメント力」
- 日程を管理する「事務局力」
- お客さんを集める「集客力」
など、様々な力を身につけることができます。
また、そのイベントがうまくいくとは限らないので(むしろうまくいかないことが多いです)、うまくいかなかったときの「課題発見力」、その課題を修正する「問題解決力」なども身につけることができます。
また、イベントがうまくいったときは、単純に嬉しいですし、充実感を得ることができます。
中には、大きなイベントを企画するほど目立ちたくないという人もいると思いますが、何も大きなイベントだけがイベントではありません。
身近な友達を巻き込んで、「北海道くいだおれツアー」などを企画して、「参加した全員に楽しんでもらう」というテーマを持ってそのための企画、スケジュール管理、当日の運営を行うのも立派なイベントです。
もし、誰か楽しんでくれなかったら、「何が悪かったのだろう?」と課題を探り、次回に生かすことができれば、それは紛れもなく「問題解決力」です。
そう考えると、少しは荷が軽くなったのではないでしょうか。ぜひ、プロジェクトの運営にチャレンジしてみてください。
③ 社会人と交流する

大学生の夏休みに絶対にやるべきこと、3つ目は「社会人と交流する」ことです。
社会人と交流することのメリットは、様々な経験やエピソードを聞けるということです。また、実際の社会人の振る舞いを間近で見れることも、良い経験になります。
そして、社会人と交流する過程で、「この人、かっこいい。この人のようになりたい!」というような憧れを抱くこともよくあります。
憧れの人に近づくために、「どうやったら、この人みたいにカッコよくなれるかな?」考えているうちに、自然とやりたいことが見つかっていたり、憧れの人に少しでも近づくために努力をしていたら自然と自分の能力が上がっていたり。
もちろん逆もあって、「この社会人、カッコ悪い」「こんな社会人になりたくない」というような、反面教師になりうる人に会うこともあります。
そのような社会人との出会いや交流をする中で、「自分はどんな社会人になりたいか」ということがなんとなく見えてくるでしょう。
いざ就活が始まってからどんな仕事をやりたいのか考えているのでは、少し手遅れ感があります。
就活が始まったら、万全なスタートダッシュと切れるように、夏休みの時間があるときに「どんな社会人になりたいか」少しでも考えられると良いです。
4.まとめ
いかがだったでしょうか。
今回紹介した、大学生の夏休み中に絶対にやるべきことは、
① 1つの分野を極める
② プロジェクトを運営する
③ 社会人と交流する
です。
大学生の夏休みは、本当に貴重な時間です。ぜひ後悔しないように「やるべきこと」をやって有意義な夏休みにしてください!
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