就活の自己PRで忍耐力・我慢強さをアピールするためのコツについて

「どんな物事でも我慢強く取り組んできた。だからこそその忍耐強さを就活でもアピールしていきたい。」

きっと就活生ではこの様に考えている人もいるのではないでしょうか?ですが、なかなか自分の忍耐強さをアピールする事はそう簡単ではありません。

今回は忍耐力をアピールする事をより効果的に伝えられるようなコツについて解説していきたいと思います。

企業が考える「忍耐力」とは?

忍耐力とは、「物事を粘り強く続けていく気力」のことです。

この力は、新入社員に求められる数ある資質の中でも、非常に重要視されてきています。仕事で嫌なことがあると我慢が出来ず、すぐに休職・退職する人が増加している傾向にあるためです。

ビジネスでは、取引先からのクレームや社内の劣悪な人間関係など、精神的に辛い出来事が日常的にたくさんあります。その場面に遭遇したときに、解決のためにいかに粘り強く前向きに進んでいけるかが試されることになります。

つまり、自己PRで自分に忍耐力があることを伝えることは、ストレス耐性があることを証明できるため、印象としては大きなプラスになり得ます。

ただし、文章や口頭だけで採用担当者にそれを正確に伝えるには、伝え方の工夫が必要です。

就活の自己PRでは「忍耐力」というフレーズだけでは不十分

ただ「私は忍耐力には自信があります。」と言っても抽象的で、説得力はありません。また「我慢する癖がついているだけでは?」と捉えられてしまうと、精神的に崩れやすい人だとマイナスの評価をされてしまうリスクもあります。

忍耐力というフレーズとともに、次の3つの表現を交えて説明することがポイントです。

  • 耐える中で解決策や改善策を模索するのが好き
  • 精神的に無理をしながら耐えている感覚はない
  • 耐えた先に自分の成長や成功が待っていると感じている

つまり、自分は耐えることや我慢することを「プラスに捉えている」というニュアンスを交えて伝えるのです。

また忍耐力というフレーズをわかりやすく表すために「最後まであきらめない力」、「物事をやり抜く力」などと言い換えてもいいでしょう。

ではこれらのポイントを抑えた上で、実際の自己PRではどのように伝えればいいのかを詳しく見ていきます。

自己PRで忍耐力があることを伝える4つの方法

次に自己PRで忍耐力を実際に伝える方法について触れていきたいと思います。

①忍耐力を培う事ができたプロセスを述べる

自分に忍耐力があることを正確に伝えるために、なぜ今の忍耐力を身に付けることができたのかのプロセスを説明しましょう。

「成果によって給料が変わるアルバイトを続けることで身に付いた」、「部活で厳しいコーチや先輩がいる中、4年間1度も休まずに続けた」といった具合です。

アルバイトや部活以外でも自分が忍耐力を培ったエピソードがあれば、積極的に自己PRに織り交ぜましょう。

②辛い事に耐えるために何を意識していたのかを伝える

自分がどんなことを意識しながら、辛い事や厳しい事に取り組んでいたのかを伝えることもポイントです。

「厳しいアルバイトを続けることで忍耐力が付きました」だけでは、本当に忍耐力が付いているのかわかりませんし、ただ無目的に続けてきた結果だと思われても仕方ありません。

次のような伝え方を参考にしてください。

私は成績や評価によって給料が変わるアルバイトを3年続けたことで忍耐力が身に付きました。

思うように成果が出ない時期もありましたが、『問題点を紙に書き出し改善する』、『評価されなかったときは落ち込まず次の行動に移る』、『今の失敗は次の成功のためだと考える』など自分なりに考え方の工夫をしてきました。

結果、ただ耐えるだけの忍耐力ではなく、自分の成長につながる本物の忍耐力を身に付けることができたと自負しています。

実践してきた工夫や意識の内容は、具体的であるほど説得力が増すため相手に伝わりやすくなります。

③忍耐力を企業にどう生かせるのかを伝える

企業が欲しい人材は「忍耐力がある人」ではなく「その忍耐力を生かして会社の利益に貢献してくれる人」です。自分がその企業にどう貢献できるかのアピールを忘れないようにしましょう。

忍耐力を培う中で実践した工夫や意識を、自分が志望する職種で生かせる(生かしたい)と伝えるといいでしょう。

「○○職として働く上では、私が実践してきたこれらの工夫や意識を、□□や××といった形で生かしたいと考えております。」といった具合です。

自己PRで忍耐力・我慢強さをアピールするためのコツまとめ

忍耐力や我慢強さをアピールする上で大切な事は、忍耐力や我慢強さをアピールしつつ、それがどうやって形成され、そしてその経験を生かして企業に生かす事ができるのか。これに限ります。

就活をしていく中で徐々に慣れていく部分かと思うため、少しずつ素晴らしい自己PRができるようにしていってください。