大学生になって、初めてちゃんとした恋人ができたという人も多いとおもいます。
また、高校生から付き合っていたとしても、大学生になると、バイトでお金を稼ぐことができるようになり、デートの幅も広がります。
そんな時に、特に男性が悩むのが、
「デート代は“割り勘”でいいのか?」
ということではないでしょうか。
「割り勘にして嫌われたらどうしよう…」
なんて悩んでいる方も多いと思いますが、結論から言うと、大学生のデート代は適度に割り勘にするべきです。
ここでは、「大学生のデート代は適度な割り勘にするべき3つの理由」を解説していきます。
目次
1. デート代は割り勘にするべき3つの理由
男性は、彼女にかっこいいとことを見せたい!と思うかもしれません。
女性は、彼氏に男らしく奢ってもらいたいな。と思うかもしれません。
しかし、どちらかが奢ったり、奢られたりをすることで、いろいろな問題が生まれます。
特にこれからお伝えする3つのことは、頭に入れておいて損はありません。ぜひ、自分のことに当てはめて、イメージしながら読んでみてください。
① 学生ということを考える
まずは、お互いに大学生ならば、「学生」ということをしっかりと受け入れましょう。
いくらバイトをやっているといっても、月に稼げるお金は限られています。毎回のデート代を彼氏が奢るとなると、彼氏の負担はかなり大きくなります。
月に1回、朝からデートをして、夜にホテルになんて行ってしまったら、ざっと1〜2万円以上の出費になります。
割り勘にしても大きな額なのに、それを学生が一人で払うとなると、経済的な負担はかなり大きいです。
お互いの経済状況を見極めながら、お互いに負担にならないようなデートを考えるのも、大切なことです。
年上でも学生に変わりない
大学生にもなると、2〜3歳、年が離れるカップルも普通にいます。もちろん、男性が年上の場合もあれば、女性が年上の場合もあります。
しかし、年が離れているからといって、学生には変わりはありません。むしろ、大学3.4年生になると就活が始まったり、学科によっては研究室が忙しくなったりして、満足にバイトをできないこともあります。
もし、年下の彼女がいたら、しっかりと自分の状況を話して、割り勘にしてもらうように、コミュニケーションをとるようにしましょう。
② 対等な関係を保てる
デート代を割り勘にすることで、対等な関係を保ちやすくなります。
お金には目に見えない魔力が備わっています。お金もちになって急に人が変わったなんて話は、よくある話です。
もし、カップルでどちらかが一方的に奢っている状況があるとしたら、そこには知らないうちに主従関係が成り立ってしまっているかもしれません。
「いつも奢ってあげてるだろ」
「誰が払ってると思ってるんだ」
など、言葉にはしないかもしれませんが、心の片隅では、そのような気持ちが生まれてしまっていることがあります。
そして、小さな主従関係が積み重なると、相手をコントロールしようとする気持ちが働き始めます。
それが、歪んだ愛情を生み、過度な束縛や、DVなどが発生してしまいます。
「そんな大げさな(笑)」
と思うかもしれませんが、実際にお金がきっかけで不幸な別れ方をする大学生カップルは少なくありません。
そのような事態を避けるためにも、デート代は割り勘にして、対等な関係を保ちましょう。
③ 精神的な負担が少なくなる
男性心理にありがちなのですが、一番はじめのデートで奢ってしまうと、
「これからも奢らないといけないのかな。」
「今日もまた奢らないといけないのかな。」
と、余計な心配をしてしまい、精神的に疲れてしまいます。
彼女のことは好きなのに、なんかデートに行くのが嫌だなと思うこともあります。
そうならないように、経済的に余裕がないならば、「割り勘でいい?」としっかりということが大切です。
また、女性も「割り勘でいいよ!」と優しく一言いうだけで、彼氏の気持ちはグッと楽になります。
お互いに精神的な負担を増やさないように、コミュニケーションをとりながら付き合っていくと良いです。
また、そのようなカップルは周りから見てもステキなカップルに見えますよ!
2. 適度な割り勘とは?
ここまでデート代を割り勘にするべき理由を解説していきましたが、割り勘といっても、決して1円単位で割り勘にする必要はありません。
1円単位で計算している姿は、さすがにケチだなと思われてしまいます。せっかく良いムードでデートをしていても、一気に雰囲気は台無しです。
もし、きれいに割り切れなくて、どちらかが少し多めに払うことになったら、
「この前多く払ってもらったから、今度は私が払うね!」
「今度ジュース奢るね!」
など、違うところでカバーすると良いです。
あくまで、臨機応変に適度な割り勘をしていきましょう。
3. コミュニケーションを取ることが大切!
お金については話しにくいことかもしれません。また、育った環境によって価値観は大きく異なるのがお金です。
だからこそ、言葉にしてコミュニケーションをとりながら、相手の価値観を確認していく必要があるのです。
言葉にしないとあなたの気持ちは伝わりません。
毎回多く出すのが厳しかったら、しっかりとそれを言葉で伝えることが大切です。
もし、正直に伝えたことで関係が崩れるようだったら、「それまでだった」と思うのが無難です。
そのまま自分で溜めていたら、経済的にも精神的にも辛くなってしまい、結局付き合いも長くは続きません。
付き合い始めてからすぐにコミュニケーションを取るのは、簡単なことではないかもしれませんが、徐々に信頼関係を構築していって、お金に関する価値観も共有できるようにしていきましょう。
4. まとめ
最後に、大学生のデート代は適度な割り勘にするべき3つの理由をまとめると、
1. 学生ということを考える
2. 対等な関係を保てる
3. 精神的な負担が少なくなる
という3つになります。
近年は堅実な女性も増えてきて、「男が奢る」というバブル的な価値観も少なくなってきました。
「奢られると逆に申し訳ない気持ちになるから、むしろ割り勘の方が気が楽」
という女性も増えています。
いずれにせよ、お金に関する揉め事は、他の揉め事よりも厄介になることが多いです。
完全防御で警戒する必要はありませんが、デリケートなモノとして、気をつけていて損はありませんので、心に留めておいてください。