自殺に追い込まれるほど仕事のストレスが辛くなる3つの要因とは?

自殺に追い込まれるほど仕事のストレスが辛くなる3つの要因とは?

仕事でストレスを抱えているという若者は多いのではないでしょうか?自分が憧れている仕事ややりたかった仕事であっても、いざ働いてみると「こんなつもりじゃなかった」というようなケースはよくある話です。

「こんなつもりじゃなかった」という程度で済めばまだ救いはありますが、ストレスが重なって仕事が辛くて鬱になってしまったり、ときには自殺に追い込まれてしまうという話も珍しいことではなくなってしまいました。

24歳東大卒女性社員が過労死 電通勤務「1日2時間しか寝れない」 クリスマスに投身自殺 労基署が認定

ー産経新聞引用

 

「仕事で辛くなって自殺なんてもったいない」

「鬱になる前に、やめればいい」

と思っている人もいるかもしれませんが、人ごとにはできないくらい、社会の情勢も変わってきているのも事実です。

このような仕事のストレスですが、“未然に防げることができたら”それに越したことはありません。仕事が嫌になる要因は様々ですが、その中でも「自殺まで追い込まれてしまう」という要因は3つ挙げることができます。

今回は、自殺に追い込まれるほど仕事のストレスが辛くなる3つの要因を解説していきながら、現代の若者の仕事の在り方についても解説していきます。

仕事のストレスの原因は?

「仕事嫌だなぁ」「行きたくないなぁ」と思うことは誰もがあると思いますが、これらの感情の要因のほとんどは「人間関係」から来ているストレスです。

「仕事でミスをして辛い」というような感情も、よくよく分析していくと、「仕事でミスして上司にネチネチ怒られるのがウザい」というような、上司との人間関係が原因で仕事が嫌になっていることはよくあります。

仕事でミスをしたとしても、上司との人間関係が良好であれば、「なぜ怒られているか」ということが理解出来るはずなので、上司を信頼して怒られていることも受け入れることが出来るはずです。

編集長おすすめ記事

仕事においての人間関係については「人間関係が楽になる!苦手な人との付き合い方5つの法則」記事を参考にしてみてください。

自殺に追い込まれるほど仕事のストレスが辛くなる3つの要因とは?

人間関係がストレスの原因となるのですが、それだけでは自殺に追い込まれることは、まずありません。自殺に追い込まれるということは相当なストレスが掛かっているはずですが、そのストレスになる3つの要因は、

  1. 仕事量の多さ
  2. 協力し合える仲間の存在
  3. 仕事の決定権(裁量)の有無

これらの3つの要因が、仕事のストレスを決めると言われています。

⑴ 仕事量の多さ

いわゆる実務時間で考えられることが多いです。定時で仕事が終わらずに残業、サービス残業をやったり、それでも終わらなければ持ち帰って仕事をするなどが考えられます。

⑵ 協力し合える仲間の存在

一生懸命やった仕事で結果を出せなかったとき、人は「自分が認められてないんじゃないか?」と、自分の存在意義を問うてしまいます。

そんなときに追い打ちをかけるように先輩や上司から否定されるような言葉を浴びせられると、さらに精神的に辛くなってしまうでしょう。

しかし、たとえ仕事で結果が出なかったとしても、励ましあえる仲間や共に協力し合える仲間がいれば、辛い状況も乗り越えることができるものです。

⑶ 仕事の決定権(裁量)の有無

上司に言われたように仕事を言いなりにやるのか、それとも自分の意見を少しでも反映してもらえるのか。仕事の決定権の有無は、仕事の「やりがい」につながります。

仕事にやりがいを見出せなかったとき、「何をやっているのだろう…」と深く悩んでしまい精神的に追い込まれてしまいます。

1項目が辛くても自殺に追い込まれることはない

これらの3つの要因ですが、どれか1つの項目が限界を超えているだけでは大きなストレスにはならないと言われています。

例えば、ベンチャー起業に就職している人は、仕事量は考えられないほど多く、残業時間が月に100時間を超えることは決して珍しいことではありません。始発出勤終電退勤、休日出勤などが重なれば仕事量的には非常に多くなります。

しかし、ベンチャー企業で働いている人で自殺をしてしまう人はあまり聞くことはありません(ニュースになっていないだけかもしれませんが)。

その理由は、「1.仕事量の多さ」は限界を超えているのかもしれませんが、ベンチャー企業は人数が少ない分、社員同士が密な関係になれるので協力し合える仲間の存在があったり、若手ながら重要な仕事を任せてもらえるということで、仕事自体にやりがいを持てるため、いくら仕事量が多くても致命的なストレスにならずに仕事を続けることが出来るのです。

「2.協力し合える仲間の存在」がいなくても、定時で仕事を終えることができれば、プライベートな時間で気分転換ができたり、仕事の相談ができたりするので、仕事のストレスで追い込まれることはないのです。

3つの要因が掛け合わさったとき、自殺に追い込まれるほど辛くなる

では、「自殺に追い込まれるほど仕事のストレスが辛くなる」のはどんな状況か?というと、

  1. 仕事量の多さ
  2. 協力し合える仲間の存在
  3. 仕事の決定権(裁量)の有無

の3つの要因がかけ合わさったとき、ストレスが限界を超えて「鬱」や「自殺」まで追い込まれてしまうのです。

自殺に追い込まれるほど仕事のストレスが辛くなる3つの要因

仕事量の多さ
×
協力し合える仲間の存在
×
仕事の決定権(裁量)の有無

「鬱」「自殺」に繋がるストレス

仕事量が多い上に、職場では分かり合える仲間がいない。その上、自分の裁量で出来る仕事がないという状況は、実際に体験すればわかるのですが、「自殺」に対しての感情がわかなくなり、意識がふっと飛んでいき、気が付いたら電車に飛び込んでいる。。という状況なのです。

過労死の原因は単純に仕事量だけではない

数年前には「ワタミ」の社員が過労死になってしまったり、仕事のやりすぎが原因で亡くなってしまう人のニュースがここ最近増えています。

しかし、「過労死」と診断されたとしても、それが必ずしも勤務時間の多さだけが原因ではないように思うのです。

過労死の背景には必ず今回紹介した、

  1. 仕事量の多さ
  2. 協力し合える仲間の存在
  3. 仕事の決定権(裁量)の有無

という3つの要因が隠されています。

これは、立場が弱くなってしまうであろう部下という立場の人たちが気をつけるだけでなく、上司や先輩の立場の人も、職場環境を良好にするためのコミュニケーションをとることも必然になってきます。

若者の今後の仕事の在り方

これから就活を迎え仕事について考え始める人や、すでに社会人になったけど今の仕事を考え直して転職を視野に入れている人など、少なからず仕事について考えている人は多いでしょう。

一生安泰の大手神話が崩壊しつつあるという声を耳にすることもちらほらあり、かつての日本のように大手に就職することが人生のステータスということもなくなってきました。そして、そのような考え方が一部の若者には浸透しつつあります。

就職や転職を考える際に、「週休」「福利厚生」「給与」「安定」など、待遇面を重視する人も多いですが、今後の世の中では「週休」「福利厚生」「給与」などの要素の重要度は低くなっていきます。

それよりも、「自分の性格に適した職場」「自分の能力を最大限に活かせる職場」「ライフスタイルに適した仕事の在り方」など、自分の内的要因を重視して仕事を考えていくことが一般的になるのですが、

これは決して大手企業を否定しているわけではなく、大手企業に適した人は大手企業に就職すれば良いし、中小、ベンチャー企業も含めて仕事の在り方を考えていくべきということです。

そのためには、「自分はどんな仕事に適しているのか?」「自分が仕事に求めていることは何か?」「自分を実現できる企業はどこか?」など、考えなくてはならない要素が多くなっていきます。

それらを踏まえて、就職活動、転職活動をやらなければならないので、就活、転職がこれまで以上に大変になっていくことも考えられます。

ここで妥協してしまうと、自分にとって辛い職場に就職しなければならなくなってしまい、就活転職活動で経験する辛さの何十倍もの辛い経験をしなければなりません。

このように、「自殺に追い込まれるほど仕事のストレスが辛くなる3つの要因」を探っていくうちに、若者の仕事の在り方も見えてきました。社会で起きている出来事を自分ごとに当てはめると、気づくことはたくさんあります。

今回の記事もぜひ、自分のキャリアに当てはめて生かしていただければと思います。

自殺に追い込まれるほど仕事のストレスが辛くなる3つの要因とは?