俺にはベンチャーしかない!と考える就活生に伝えたい5つの事

俺にはベンチャーしかない!と考える就活生に伝えたい5つの事

ここ数年、若者の起業ブームが起こる中で「俺(私)も将来的に起業したい!」と考える20代の方が増えてきています。

そうなると、その中でも「若いうちから力をつけるのならベンチャーだ」、「起業までしなくてもベンチャーならやりたい事をどんどんやれそう」といった風に考えている人も増えています。

もちろん、この考え方はとても素敵なのですが、どうもここ最近は「ベンチャーに進む=格好良い」といった風潮が流れているようで仕方がありません。

正直なところ、大手に進んだってやりたい事ができる人だっていますし、その後に起業する人だっています。それなのにどうして今の若い人たちは、ベンチャー企業に進む事を当然のように考えているのでしょうか。

今回は、いかについて触れていければと思っています。

  • ベンチャーに進もうか悩んでいる人
  • ベンチャーに進む事をほぼ決めている人
  • ベンチャー企業のメリットとデメリット

ベンチャーに進む事が悪い事だとは思っていません。むしろ私もベンチャー企業に新卒で入社しましたし、今も在籍をしています。

だからこそなるべくフラットな立場で、今回の記事を書いていければと思います。

1.ベンチャーを2社経験して思う事

私自身、入社前のインターンで1社、新卒で入社した会社の計2社をベンチャーで経験を積んでいます。

どちらも魅力的な部分もあれば、お世辞にも素晴らしいとは言えないような部分もありました。それはどこの企業でも同じだとは思いますが、経験をしたからこそ、これについてまずは書いていきたいと思います。

1-1.就職を決めていたベンチャーを蓋を開けてみると…

大学4年性の8月に就職を決めていたベンチャー企業がありました。その会社は私の知り合いが立ち上げたばかりのどベンチャーで、社員数も10人に満たない会社でした。

そして卒業論文もひと段落つき始めた11月ごろから、私もインターン生として会社にジョインする事になったのですが、実際に事業に参加をしてみると、驚きを隠す事が出来ませんでした。

やっている事はwebマーケティングなどの支援などとうたっていましたが、実際のところ、詐欺にほど近いような内容で、ビジネスを行っていたのです。

あまり詳細を述べると、会社が特定される可能性もあるため、これ以上詳細を語りませんが、当時はかなりのショックを受けました。その会社はさすがに特殊すぎる例ではあると思いますが、「こんな事もあるんだな…」と感じた一件でした。

私は正直、その知り合いの方を心から尊敬してたため、入社する事を心待ちにしていたのですが、その事業内容を知ってから、入社を断念する事にしたのです。

特に何も考えなかった私の行動のせいではあるのですが、入社する前にインターンを経験できて、ある程度会社の中身を知る事が出来た事はとても良かったと思います。

もしベンチャー企業に入りたいと思っている方がいるのであれば、実際にインターンなどに参加し、会社内の雰囲気等を感じておくことをお勧めします。

1-2.滑り込みで入社したベンチャー

その後、滑り込みで入社したベンチャー企業がありますが、ここはもう少し規模も大きな会社でした。

ベンチャー企業といっても、それなりに大きな会社のグループ会社だったので、ある程度基盤も出来ていたため、上からの指示が絶対といった風潮はありました。しかし部分部分では、決してそんなこともない環境であったため、比較的任される裁量は大きかったと思います。

ちなみにここで驚いたことは、社長が「雇われ社長」のような体制であったこと。「ベンチャー=社長も生え抜き」といったイメージを勝手に思っていたのですが、決してそのようなことではないのですね。

雇われ社長がいけないわけではないのですが、「0から組織を作り上げた経験がない社長」は、どこかに弱さはあるのだろうなと、生意気ながらに感じていました。

2.新卒でベンチャー入社にはメリットとデメリット両方ある

冒頭でもお話ししましたが、当然ベンチャー企業に入社することは、メリットもデメリットもあります。

ここではメリットともデメリットとも、どちらとも捉えられることについて解説をしていきます。

2-1.「ベンチャーなら成長できる!」という風潮は恐ろしい

「うちに入れば絶対に成長できる!」と言う人事担当の方は多いです。しかしこれは半分正解で半分不正解な気はしています。

結局のところ、努力して成長するかしないかなんてその人次第です。どんなに厳しい環境にいても、頑張らない人は評価されませんし、成長もできません。

「成長したいならベンチャー!」といった固定概念は消したほうが良いでしょう。

そもそも「成長の定義とは」といった疑問も浮かびます。お金をたくさん得ることかもしれませんし、若いうちに役職を任されることかもしれません。

これに関しては人によって違いますから、自分の中で成長の定義を頭に入れてから会社選びをしていったほうが良いでしょう。もちろん、会社選びをしながら成長の定義を考えていっても良いです。

2-2.「ベンチャー=零細企業=先行き不安」とも捉えられる

よく「前年からの成長率300%」といった謳い文句も目にしますね。これは決して嘘などではないのですが、1年目の売り上げが300万円で、2年目が900万円だったら自然と「成長率300%」とも言えますね。

歴史の浅いベンチャーでしたら、これぐらいの成長率はよくある事といっても良いです。もちろん成長している事に変わりはないのですが、「売り上げが上がっている=この先も安泰」といった安易な考えを持たないようにしておきましょう。

2-3.大企業をディスる最近の風潮もおかしな事

最近は、「大企業に進んでも将来安定するとは限らない」という言葉を、変な形で受け取っている人もいます。

もちろん、どんな企業も一生安泰とは言えません。しかし「大手は危ない!だったらベンチャーだ!」といった考えは安易でしょう。

そもそも会社自体が小さく安定していないのですから、”ベンチャー”と呼ばれているのです。そのあたりを理解しながら会社選びをする事を忘れないでください。

3.大企業だろうがベンチャーだろうが自分の頑張り次第

結局のところ、ベンチャーに進もうが進まないであろうが、自分の努力次第で将来はある程度決まってくると思います。

もちろん、その時の運もあると思いますが、しっかりと正しい方向で努力をした人は、運が訪れる回数も少なくないはずです。

大企業だって努力をして結果を出せば、企業もできますしお金だって稼げます。ここに関しては決して固定概念を持たないほうが良いでしょう。

3-1.「自分がはベンチャー向きだ」と思い込まない

とは言っても「自分はベンチャー向きだから」という人もいるでしょう。

シンプルに「あなたは本当にベンチャー企業を志望するのですか?」と聞かれた時に、しっかりと裏付けや根拠を持って答えられるでしょうか。

中にはしっかりと自分の意思を持った人もいるため、これをすらすらっと答えられる人もいるはずです。ですがこの質問に対して、「んんん…」となっているようであれば、もう一度考え直したり、ベンチャー以外の会社を受けてみたりしても良いかもしれませんね。

4.自社のサイトも就職サイトもベンチャーを良く言い過ぎている

最後に少し話は変わりますが、会社の採用サイトや採用ページは、自分の会社をかなり盛っています。もちろん、多くの人に入社して欲しいと考えているため、「盛って当然」かもしれません。

これはベンチャーだけでなく、大企業も同じです。だからこそまずは、「ベンチャーだ!」「大企業だ!」といった垣根をなくして、色々な会社をみておく事をわたしはお勧めします。

その中で自分が行きたいと感じた会社を選んでいく方が、良いのではないでしょうか?

5.最後に

なんだか「ベンチャーに進む事はやめておけ!」のような記事に映ってしまった人もいるかもしれません。

しかし、どっちが良いとか悪いとかではなく「その決定事項に意思はあるのか?」といった部分をしっかりと把握しておくべきだと考えています。

これらを把握しながら、自分がどういった道に進むのかを決めていって欲しいと思います。

ぜひ今回の内容をあなたの企業選びに生かしていってください。

俺にはベンチャーしかない!と考える就活生に伝えたい5つの事