就活が大変だと感じてしまうのは受験制度が原因だった!?就活を乗り切るために大学生のうちに身につけておきたいたった1つのこと

就活が大変だと感じてしまうのは受験制度が原因だった!?就活を乗り切るために大学生のうちに身につけておきたいたった1つのこと

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日本の受験制度が就活を大変にさせている

就活を攻略する方法を紹介している本やWEBサイト、セミナーなどはたくさんあります。僕たちが運営しているWebマガジン「SP.Lab」でも就活に関する情報を提供しています。

しかし、実際の大学生がいざ就活生になったとき、毎年「就活は大変だ」と感じている人がいて、苦労している人もたくさんいます。

毎年就活生がたくさんいて、攻略情報もたくさんあふれているにもかかわらず、就活に苦労する学生がたくさんいるのでしょうか?

結論から言うと、その答えは「日本の受験制度」が深く関係しています。

日本の受験は、問題に対して答えを問うスタイルです。歴史上の出来事を暗記してそれを正確に答えることができた人が評価されて「合格」という結果を得ることができます。

その評価基準は「偏差値」という数値で計られて、受験生はみんな偏差値を上げるために勉強をし、頑張って塾に通うのです。

しかしこの、日本特有の教育制度が大学生に浸透し切ってしまっているために、就活が大変になっているということに目を向けてみてください。

世の中は「答えのない問題に取り組まなければならない」

就活を考える前に、世の中はどのような仕組みで動いているのかを考えていきます。

世の中にはいろんな問題が起きており、それらを解決するために政治家が頑張っていたり企業が商品を開発したりしています。

例えば、少子高齢化問題、地球温暖化問題、災害対策問題をはじめとした環境問題。企業のレベルに落とすと商品開発や商品販売、企画運営など、挙げればキリがありません。

そして、それらの問題はすべて客観的な正解はありません。「これをやれば解決する」という正解がありません。

つまり、

「答えのない問題に取り組まなければならない」

のが世の中であり僕たちが生きて行く世界なのです。

大学受験までは、「答えのある問題に対して正確に解答できた人」が評価されて、良い成績をもらうという結果や、合格という結果を得ることができましたが、大学卒業以降の「答えのない問題に取り組まなければならない」という現実と比べると全く真逆ということがわかるのではないでしょうか。

就活は社会に飛び込む前の「関門」

そんな前提を踏まえて、「就活」について考えてみましょう。

大学生までの学歴を考えてみると、中学受験、高校受験、大学受験はすべて「答えのある問題」を解いていくものでしたので、いわばその過程は一直線上にあると言えます。

小学校で足し算引き算から勉強がはじまり、積み上げ型で自分の学力を高めてきました。普通は小→中→高→大という順番で進級していきますが、一直線上にあるので、例えば高2だとしても学力が高ければ大学生に飛び級ということもできるのです。

しかし、大学生→社会人(あるいは中高→社会人)という節目は、今までの小→中→高→大の一直線上に道はなく、あらゆる角度に進む可能性があるのです。

東大を卒業したからといって大手企業に入ることができるとは限らないし、逆に学力が低い大学から大手企業に就職できる可能性は大いにあります。

そんな、大学生→社会人という節目にあるのが「就活」であり、それは言ってみれば就活は、答えのない世界に飛び込むための「関門」なのです。

日本の教育は、社会で必要なことを教えてくれない

今まで経験しているのでわかると思いますが、日本の教育はいわゆる「詰め込みドリル教育」です。あなたも歴史上人物を頑張って覚えたと思います。英語も文法や単語を暗記して覚えるというような経験はあると思います。

しかし同時に感じたことがあると思いますが、

「こんなこと覚えて何に役立つの?」

「これを人生のいつ使うの?」

ということは少なからずみんな思っているはずです。そしてその違和感はその通りで、実際に社会に出たら難しい数式を使う機会なんて全くありません。数学者や物理学者でもない限り、訳のわからない数式を使うことはありません。

社会で使うことがないのに、なぜ小中高で一生懸命いろんなことを詰め込むかというと、すべては「受験」のためだけにやっていることなのです。

社会には“テスト”は無い

ところが、大学→社会に進むときに通る就活、あるいは社会そのものに「テスト」もなければ「偏差値」という概念もありません。

もちろん、資格がなければ就けない職業(管理栄養士、気象予報士、保育士、看護師など)もあるので、資格を取るためのテストはあります。しかし、資格を取ったからといってそれが仕事になる訳ではありません。その資格をどのように生かすかという正解はありません。

つまり、一般的に学生は就活を始めるまではほとんど、社会に必要なことを教わらずに生きていくということになってしまうのです。

客観的な正解が無い就活は、若者にとって非常に困難

このように、受験勉強や試験での評価方式しか経験したことが無い若者にとって、客観的な答えが無い質問をされて、それについて答える力を試される就活は非常に困難に感じるでしょう。

学生時代に1つの議題に対してディスカッションをして、試行錯誤しながら答えを導き出すと言う経験が無い限り、就活で直面することは初めてのことばかりなので、難しいのは当然です。

たとえグループディスカッションの練習や面接の練習をしても、それは単なるシミュレーションでしかなく、実態が伴わないので経験知として身になることはありません。

しかし、現状の日本の教育制度では「答えのない問題を解決する」という能力を養えるシステムではないので、根本的に変えない限り、毎年のように就活生が必要以上に苦労をしてしまうのです。

就活にも正解がない

そして、就活は「答えのない世界に飛び込むための関門」なので、その関門をくぐり抜ける手段にも答えはありません。面接で訳のわからない質問をされることもあれば、企業を偏差値で測ることもできません。そして自分が決めた就職先が正解かどうかもわからないのです。

一般的に就活は、エントリーシート→一次面接→二次面接→役員面接→最終面接 などの段階を踏みます。しかし答えがないということは、それらの段階を通らなければならないという決まりもないので、段階なんて無視して内定をもらう人もいます。

また、答えがないということは、必ずしも就職をしないといけないという訳でもありません。企業に所属しないでフリーランスという形で働く人もたくさんいます。

現在の日本の教育は、「答えのない問題」を解決するための方法を教えていないので、いざ就活で「答えのない問題」に直面した大学生は、その関門を突破する方法がわからないのです。

これが就活が難しいと感じてしまう理由であり、根本的に改善しないといけない問題なのです。(例によって、日本の教育問題についても正解はありませんが…)

「2020年教育改革」を機に日本人の価値観は大きく変化する

日本の教育問題の解決策に正解はないとはいえ、日本政府が黙って眺めている訳ではありません。ゆとり教育の失敗など、戦後の日本の教育の変遷を踏まえて、文部科学相は2020年に大規模な教育改革を行おうと計画をしているようです。

では2020年にどのような改革が行われるかというと、これまでの日本の教育だった正解を見つける「詰め込みドリル教育」を一変させて、答えのない問題を解決していく力を養う「アクティブラーニング」と言われる教育へと改革が進められていきいます。

例えばどんな教育方法なのかというと、先生がある問題を出して、その問題をみんなでディスカッションしていきながら答えの案を導いていくというような、就活のグループディスカッションと同じような事をやっていくスタイルに変化していきます。

親世代の意識も変わっている

2020年教育改革のようなことが検討されている背景には日本人の価値観の変化もあるようです。

かつての親世代の人たちは、「子供にはいい大学に行ってもらって、いい企業に就職してほしい」という想いが一般的でした。

しかし、有名大学や有名企業に行くという外向きの価値観を重視する時代は終わり、今の若い親世代は、「子供には自分の好きなことをやってもらい、自分らしく生きてほしい」という想いにか変わりつつあるようです。

校則が厳しい学校よりも、生徒の個性を伸ばすスタイルの学校が人気を集めつつあるのは、そういった背景があり、2020年教育改革を機に、このような価値観がさらに大多数を占めるように変化していくことが予想できます。

大学生が今のうちにやっておくべきこととは?

話は就活から大きく逸れてしまいましたが、このような時代や価値観の変化の中で、今の大学生や若者は、どんなことに気をつけて生活をすれば良いか、そして、就活という関門をできるだけ苦労せず突破するためにどんなことをやればいいか、紹介します。

【大学生が今のうちにやっておくべきこと①】あらゆる価値観を受け入れる

【大学生が今のうちにやっておくべきこと②】答えのない問題に取り組む経験を積む

この2つの能力を養っておけば、就活だけでなく社会に出てからも役に立ちます。TOEICを頑張ったり簿記会計などのいろんな資格を取るよりも、実践的で社会に必要とされる人材になることができます。

もしかしたら今までの感覚とは違うかもしれませんが、今回の記事でお伝えした背景を考えながら、就活や社会人に向けて頑張ってください。

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ABOUTこの記事をかいた人

あいざわなおや

大学生に、このまま就職をしても将来はないと感じ、大学に通いながら独学でWebデザインを勉強して、Webデザイナーとして独立しIT業界へ。現在はクリエイティブ・ディレクターとして活動中。