「本当に必要?」大学生が資格を取る前に考えるべき5つのこと

「本当に必要?」大学生が資格を取る前に考えるべき5つのこと

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「資格とか取ったほうが良いのかな?」大学生なら一度は考えたことがあるのではないでしょうか。

大学からの案内があったり、就活で有利になると聞いたり、そんな話を聞くと、「資格を取ったほうが良いのかな?」と思うのも当然です。

かといって、むやみやたらに資格の勉強を取ろうとするのも、実は「危険」なことなのです。

資格はあるに越したことはありませんが、持ってなくても社会で活躍している人もたくさんいますし、就活で結果を出している人もたくさんいます。

そこで、ここでは大学生は本当に資格が必要なのか?という疑問を本質的に解説していきます。

資格を取ったほうが良いのかな?と考えているのであれば、その前にこちらを読んで「自分に資格が必要なのか?」考えてみてください。

1. 大学生の「資格を取ったほうが良い」という前提を疑う

まずはじめに、「資格は取ったほうが良い」という一般的な考え方を疑いましょう。

資格を取ったほうが社会人になって有利なのか?就活で有利なのか?そもそもなんで資格が取ったほうが良いのか?

など、資格を取ったほうが良い理由を考えずにただ勉強を始めても、何も身にならなかった。。ということになりかねません。

これは資格に限ったことではありませんが、世の中で「良い」と言われていることは本当に「自分にとって良いこと」なのか、考える癖をつけましょう。

大学が資格取得を進める理由

とは言っても、「資格を取ったほうが良いのかしっかり考えるべき」なんてことは、学校も誰も教えてくれません。

むしろ、大学側は大学推薦の資格ということで定期的に資格を紹介してきます。TOEICや簿記などの有名な資格から、ニュース検定、食農検定などの専門的な資格まで、あらゆる資格を紹介します。

このように大学が民間の資格を紹介するのは理由があります。

一つは、その資格を取って、社会で活躍してほしいと思っているから。です。

大学としても優秀な人材を輩出したいので、「社会人として持っておいたほうが良い」という資格は一通り紹介しています。

もう一つは、大学もお金を稼ぎたいから。です。

これはどういうことか?というと、大学も一般的な会社と同じで、売り上げがないと学校を運営させることはできません。学校を経営しないといけないのです。

つまり、学生に「お金」を払ってもらって、成り立つのが大学です。そのお金とは「授業料」だったり「入学金」や「維持・管理費」などのお金です。

では、それが資格とどう絡んでいるのかというと、資格というのは「受講料」があります。資格講座を運営している業者大学とが業務提携をして、受講生(学生)から受講料を払ってもらって、一緒に儲けましょう。

というのが、大学側と資格を運営している業者のホンネなのです。

ユーキ◯ンだってお金稼ぎがメイン

資格をいっぱい紹介している某「ユーキ◯ン」だって企業なので、お金を稼がなければいけません。

「資格を取ったほうが働くときに有利だよ」と宣伝をして、コマーシャルで芸能人を使って、それを見た一般の人が「資格を取ろう!」となってくれたら、ユーキ◯ンは儲けることができるのです。

大学も同じで、「大学推薦の資格」というと、なんとなく資格を取ったほうが良い気になってしまいます。

もちろん、資格自体は素晴らしいものです。大学で紹介する以上、下手な資格を紹介してしまえば、評判も落ちてしまうので、取得して悪い資格を紹介することは基本的にはありません。

ただ、大学側にもそのような背景があるということを知ると、「本当に資格を取ったほうが良いのか、どうか」を自分で考えると思います。

大学を批判するとか、資格を批判するとか、そんなことはどうでも良くて、「自分で考えること」が何よりも重要なことなのです。

2. 大学生が資格を取る理由を考える

ここまで読んで、「自分は資格を取ったほうが良いのか?」ということが疑問に思ったのではないでしょうか。

いろいろな思いがあると思いますが、この段階で資格を取るor取らないを判断するのは、まだ早いです。

ここからは「資格を取る理由」について考えていきます。

大学生が資格をとる理由は?

資格をとる理由は人それぞれあると思いますが、大学生が資格をとる理由は大きく3つに分けることができます。

①仕事のためにとる

仕事とは、就活のためや社会人になってからのためです。

就活で有利になったり、内定先の企業から「社会人になる前に取っておきましょう」と勧められて資格をとるケースです。

あるいは、「資格がないとできない」という仕事もあります。

  • 医師や看護師、歯科衛生士、検査技師、薬剤師などの医療従事者
  • 教師や保育士などの先生
  • 栄養士や調理師、食品衛生管理者などの飲食業
  • 弁護士、税理士などの士業
  • 大型車両の免許などの運輸業など

これらの多くは国家資格であり、いわゆる手に職つけると言われるときに取る資格です。専門的な大学に通って学ばなければいけない資格なので、「資格取ろうかな」というレベルではなく本格的に取りに行く必要があります。

②趣味・興味・関心を深めるためにとる

一方、仕事とは全く関係なく完全に「趣味・興味・関心」のために資格を取る人がいます。ただ自分が学びたい。自分の知識を深めたい。というように、仕事とは関係ないパターンです。

その後、勉強した知識を人の役に立たせたいと思う人は、資格を活かせる仕事を探して生かしていきます。もちろん、誰かの役に立つとか一切気にせず、自分の中で満足する人もたくさんいます。

③なんとなく資格を取る

みんなが取っているから、なんとなく取ったほうが良さそうだから。

というように、特に理由もなく資格を取る人もたくさんいます。自分では「就活のために資格を取る」というつもりでも、ほとんどの大学生は「なんとなく資格を取る」に分類されるでしょう。

もしあなたが、③なんとなく資格をとるという理由で資格を取ろうとしているのであれば、「資格を取ったけど意味がない」ということになりかねないので、気をつけましょう。

3. 大学生のうちに本当に資格を取るべきか?

「資格を取ったほうが良いという前提を疑う」「大学生が資格を取る理由を考える」という2点を踏まえた上で、

では、大学生のうちに本当に資格をとるべきか?

ということを考えていきましょう。

いろいろ考えた上で、実際に資格をとるべきかというところが一番悩むところです。ここまで来たら自分の気持ちだけ決めるのは難しいところもあるので、1つ判断基準をもって考えると、資格を取ったほうが良いか見えてきます。

基準を決めて判断する

資格を取ったほうが良いかどうかの基準を決めて、それに満たなければ資格は取らないと決めてしまって良いです。

その判断基準は、

  1. 資格が無いとできない仕事
  2. なくても良いが、あると“かなり”有利になる
  3. なんとなく取ったほうが良いと思っている
  4. 周りが取ってるから、自分も取る

という4つです。

1番は、その資格がないと仕事ができないので、100%とるべきです。一生懸命勉強しましょう。

2番は、なくても良いという前提ですが、持ってると“かなり”有利になるのであれば、頑張って勉強する価値はあると思います。

ただ、1番2番は、ある程度やりたい仕事が見えている人だと思うので、その資格を取るか取らないかは、「自分がどのくらいその仕事をやりたいか」という本人次第なところがあるのは否めません。

資格を「取るor取らない」の悩みではなくて、仕事を「やりたいorやりたくない」という選択になります。

ここまでは、どちらかというと資格を取ったほうが良いパターンです。しかし、あなたが「3.なんとなく取った方がいいと思っている」「4.周りが取っているから自分も取る」の状態であれば、資格をとる必要はありません。

その時間があるのであれば、他にやるべきことはたくさんあります。

資格の勉強時間を「遊び」に使ったほうが100倍良い

何も目的がなく、ただなんとなく勉強することほど、無意味なことはありません。いやいや勉強したところで、資格に合格することもなければ、勉強が身になることもありません。

そんな状態で、もんもんと机に向かってるのであれば、大学生にしかできない「遊び」を思いっきりやって、いろんな人と出会って、いろんな経験をしたほうが100倍得るものがあります。

もしあなたが、「遊んでばかりいていいのだろうか?」と思っているのであれば、その考えを疑って、「遊ぶこと」についてもいう一度考え直してみてください。

僕が大学生に「遊ぶこと」をめちゃくちゃ勧める理由は『「学生のうちに遊んでおけ」は正しいのか?本を読むよりガチで遊んだほうが良い決定的な理由』という記事で細かく解説しているので、何か考えるキッカケにしてみてください。

※この記事の下にもリンクを載せているので、最後まで読んでからでもリンクに飛ぶことができます。

4. 大学生で資格を取っても仕事が有利になるとは限らない

もしあなたが「資格を持っていれば仕事で結果を出せる」「資格を持っていれば評価してもらえる」と思っているのであれば、それは間違いです。

資格は持っていることにそれほどの意味はなく、その資格をどう生かすのか?という方が重要です。

それは就活においても同じで、資格を持っていることを面接官にアピールしたところで、それが決定的なアピールポイントにはならないのです。

資格を活かすかどうかは自分次第

資格というのは、例えるとあなたに取っての「武器」になります。世の中にはいろいろな資格があって、素晴らしい武器となる資格もたくさんあります。

しかし、その武器を活かすかどうかは、「自分次第」なのです。

素晴らしい武器を持っていても、それを使いこなす基礎的な能力が自分に無かったら、宝の持ち腐れになってしまいます。

素晴らしい武器を持っていることに越したことはありませんが、武器を所有するならば、同時にそれを使いこなせる能力も一緒につけていく必要があります。

例えば、IT  という資格がありますが、知識としてITのことを知っているだけでは意味がなくて、ITの知識を仕事の場で活かすための「プレゼン力」「実行力」「コミュニケーション能力」が必要になってきます。

それらの能力は決して「資格」の有無では計れない能力です。

人としての能力を高めるためには「経験」を積み重ねるしかない

世の中は、たとえ知識で知っていたとしても、経験しないとわからないことだらけです。知識で知っていたことが、実際にやってみたら全く違ったということもたくさんあります。

そして、世の中が本当に必要としているのは、「資格を持っている人」ではなくて「結果が出せる人」です。

結果を出すためには「実践の場での経験」を積み重ねて、たくさん失敗して、試行錯誤をして、また実践する。これに尽きます。

経験が糧となり、自分を成長させてくれます。それも、「資格」の有無では計れないものなのです。

5. 趣味・興味・関心を深めるためなら、大学生でも資格を取ったほうが良い

ここまでは仕事のために資格をとるということに注目して記事を書いていきました。

仕事のためにという前提で資格をとると、それが必ずしも興味がある資格とは限りませんよね。興味はないけれど仕事のや就活のためにというモチベーションではどうしてもやる気がでなかったり続かなかったり、勉強の途中で諦めてしまうことが多いです。

しかし、自分の趣味・興味・関心という視点から資格の勉強をすると、もともと自分が好きなことや興味があることなので、そもそものモチベーションが高い上に、仕事のためという変な縛りがないので、気楽に資格の勉強ができます。そして好きなことだから継続して勉強もできるので、覚えるのも早いです。

この場合の資格は、自分が深めたいことに向かう通過点であり、手段に過ぎません。

趣味・興味・関心を深めるための勉強。

これが勉強の本質であり、この勉強の仕方は大学生のうちに身につけておくべき力だと思っています。

なので、あなたに特定の分野の趣味・興味・関心があったとして、それに関連する資格があるとすれば、それは楽しみながら勉強をして取得してほしいとおもいます。

その過程で、本来の勉強の仕方も身につけば一石二鳥だと思いませんか?

貴重な大学生活において、その資格をとるために使う時間やお金は本当に重要なことか?ということをもう一度自分に問いただしてください。

よく考えた上で本当に必要なのであれば、それは一生懸命勉強をしましょう。

しかし、ほとんどの人は本当に必要ではないはずです。もっとやるべきことはたくさんあります。

僕は、「遊ぶこと」を一番おすすめしますが、それが全てではないと思うし、学校の勉強やゼミの研究、サークル活動など、、要するに、

大学生にしかできないこと

を全力でやってほしいと思ってます。

※記事の中で触れた「遊んだ方がいい理由」を詳しくお伝えしている記事です。

「学生のうちに遊んでおけ」は正しいのか?本を読むよりガチで遊んだほうが良い決定的な理由

 

6. 「それでも資格が必要!」という大学生におすすめの資格と選び方

この記事を読んでいろいろ考えた結果、それでも資格が必要だ!という大学生のために、大学生におすすめの資格と選び方をまとめたので参考にしてみてください。

資格を取りたいからといって、闇雲に資格の勉強をするではなく、せっかくだから効率よくためになるような資格を取りましょう。

そのために、資格を取るための戦略を紹介します。

戦略的に資格を取る

どんな資格を取ろうか考えるときに、3つのポイントに着目します。

  1. 世の中に求められている資格か
  2. 自分が興味がある資格か
  3. 資格を取る難易度はどれくらいか

この3つのポイントを総合的に考えて、実際に教材を買ったり、講座に参加したり、勉強を始めていましょう。

①世の中に求められている資格か

せっかく資格の勉強をするなら、世の中に求められている資格を取った方が良いです。

②自分が興味がある資格か

これも重要なポイントです。いくら世の中から求められてたとしても、興味がなかったら勉強が続きません。もし資格を取ったとしても興味がない分野で仕事をすることは、なかなか気持ちがついてきません。

どうしても今やっている勉強と関連する資格を考えがちですが、それが必ずしも興味があることとは限りません。

今大学で勉強している専門分野とは違った分野の資格でも、それが自分が興味のある資格ならば、挑戦してみる価値はあると思います。

自分は経営学部だけど、「食」に興味があるんだよね…

という場合、経営系や事務系などの大学で勉強している専門分野に関連した資格は簿記検定など、たくさんありますが、自分が「食」に興味があるのであれば、「食育アドバイザー」や「食農検定」など、興味がある資格からチャレンジしてみましょう。

その後、余裕があるのであれば簿記会計・事務検定などの専門分野に近い資格を検討してみると良いでしょう。

③資格を取る難易度はどれくらいか

世の中に求められていて、自分が興味がある分野の資格でも、その資格を取る難易度が高すぎて、就活までに取得できなかったら勉強した意味がなくなってしまいます。(本当に意味がなくなることはありませんが)

また、世間から高い評価をもらえる資格ほど、取得する難易度も高い傾向にあります。(例えば国家資格は世間からの評価も高いですが、難易度も高いです)

なので、自分が取ろうとしている資格が、一般的にどのくらいの期間で取れる資格かを調べて、自分が勉強に当てられる時間と照らし合わせて、時間的に取れそうか、取れなそうか、判断してみてください。

 

どんな資格があるのか?

一概に資格といってもその種類は様々なので、どんな資格を取ればいいかわからないという悩みもあると思います。

実際に大学生はどんな資格を取っているのか、簡単にまとめましたので参考にしてください。

行政財務・実用スキル

  • 簿記(日商簿記)
  • ITパスポート試験
  • 行政書士
  • ファイナンシャルプランナー
  • マイクロソフト オフィス スペシャリスト
  • 公認会計士
  • 宅建主任者

みんながイメージするいわゆる「資格」って感じのラインナップですね。

これらの資格は社会人になってから活かしやすい実用的な資格です。その反面、名前だけ聞いたら面白くなさそうな固い感じの印象を受けます。

医療・福祉系

  • 調剤薬局事務
  • 医療事務
  • 福祉住環境コーディネーター
  • ケアマネージャー

医療・福祉系は今後の高齢化社会において、需要がどんどん拡大していくので、「世の中に求められる資格」の部類に入る資格です。

ただ、先程も解説したように、資格を持っていることよりも実務ができることの方が重要なので、「資格を取ったから安心」と思わないことが大切です。

一応、人気の資格ランキングも紹介します

大学生に人気の資格ランキングというものもあるようなので、紹介します。ただ、人気ランキング1位だからと言って、取った方がいい資格というわけではありませんので、あくまで参考程度にしてください。

大学生に人気の資格ランキング

  1. 医療事務
  2. ホームヘルパー2級
  3. 地方公務員上級
  4. 教員試験
  5. 動物看護師
  6. ネイリスト
  7. 簿記
  8. 食育
  9. 心理カウンセラー
  10. 宅建(宅地建物取引主任者)

参照元:キャリアパーク

このランキングに関しては、賛否両論あると思いますが(個人的にはどうかな?って思います)、7位の簿記、10位の宅建は取っておいて損はないという人が多いようです。

6位ネイリスト、8位食育、9位心理カウンセラーの3つは、興味があったら取ればいいと思いますが、取ったところで仕事にならない資格の代表格なので、大学生にはおすすめしません。

※資格自体を否定しているわけではありません。ちなみに、僕自身は食育系の資格を持っています。

7. 結論:大学生は資格を取った方がいいのか?

結論で、大学生は資格を取った方が良いのか?ということですが、迷ってるならば「取らなくて良い」と断言します。

途中でも何回か触れていますが、大学生なら大学生らしい経験をたくさんやって、その経験を就活なり、社会人なりで活かした方が良いです。

大学生の経験をどうやって活かすのかわからないという人は、

5分で分かる!学生時代で得たことを就活で活かす方法

遊ぶことが将来のためになるということをまだ信じられない人は、

「学生のうちに遊んでおけ」は正しいのか?本を読むよりガチで遊んだほうが良い決定的な理由

それぞれ詳しく解説しているので、合わせて読んでみてください。

あなたの大学生活は、もっともっと充実させることができるし、楽しむこともできます。こんなもんだ何て思わず、いろんなことに挑戦してみてください。

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「本当に必要?」大学生が資格を取る前に考えるべき5つのこと

ABOUTこの記事をかいた人

あいざわなおや

大学生に、このまま就職をしても将来はないと感じ、大学に通いながら独学でWebデザインを勉強して、Webデザイナーとして独立しIT業界へ。現在はクリエイティブ・ディレクターとして活動中。