自己PRで「笑顔」をアピールする際に気をつけるべき事と例文

自己PRで自分自身の笑顔をアピールするためにはどうすれば良いのでしょうか?

そもそも自己PRに笑顔を強みにする事自体は少し物足りない部分かもしれません。今回は自己PRに笑顔を生かそうと考えている人に向けて、笑顔自体が強みになるのか、そして強みになるのであれば、その強みを生かす方法について触れていきたいと思います。

「笑顔」だけで採用される事は滅多にない

「就活は“笑顔”が良い人が採用される」といった噂が、まことしやかに流れています。そしてその噂を聞いて、笑顔の練習に毎日何時間も費やしている人も多くいるようです。しかし実際、企業は「笑顔」の良し悪しだけで採用を決めることはほとんどありません。

企業が欲しいのは「笑顔が良い人物」ではなく、「自社にマッチする人物(自社にとって有益な人物)」だからです。企業は1年間の採用活動に数百万~数千万円のコストと膨大な時間をかけます。マッチしない人材を採用してしまうことは、こうしたコストや時間を無駄することにつながります。

つまり、笑顔が良いことを自己PRの強みとして押し出したいと考えている人は、「その笑顔によって会社にどのように貢献できるのか」を、自己PRを通して採用担当者に伝える必要があります。

次にその伝え方のポイントについて具体的に紹介します。

笑顔を生かすために必要な3つのポイント

①「笑顔」が要因になって課題解決をした事を述べる

シンプルに「私は笑顔に自信があります!」と言っても、それだけでは説得力に欠けます。そのPRに真実味をもたせるために、実際に「笑顔」が要因で課題を解決した体験やエピソードを述べましょう。

例文としては以下のような具合です。

私は学生時代、レストランのアルバイトでお客様同士のトラブルを解決した経験があります。

店内では他のお客様に迷惑が掛かること、店側にも非があったことなどを必死で伝えて、何とか両者に和解していただくことができました。

何よりうれしかったのは、お客様から「店員さんの優しい笑顔を見てたら怒る気も無くなったよ」と言っていただいたことです。

この時以来、より自分の笑顔に自信を持つようになり、仕事以外の場でも積極的に「笑顔」で過ごすことを意識しています。

②企業に入って「笑顔」を生かせるシーンを考える

自分の「笑顔」が実際の仕事でも生かせることをPRすることで、採用担当者に「この人は会社に必要な人材だ!」と思わせることにつながります。

具体的なPRの仕方は、自分が志望する企業の業種や職種によって異なります。

営業職志望の人であれば、「自分の『笑顔』を生かすことで初対面の顧客への第一印象をアップさせ、良好な関係の構築や契約締結へつなげる自信がある」といった具合です。

直接取引先や消費者と接することが少ない研究職や技術職を志望する人であれば、「職場内の雰囲気を明るくしたり、他の社員と連携しやすい環境を作り出したりすることに貢献できる」といった具合です。

③「笑顔」を第三者から褒められたエピソードも用意しておく

ポイント1の例文中でも少し触れたように、自分の「笑顔」を第三者から褒められた体験があれば、エピソードの中に積極的に織り交ぜていきましょう。「笑顔」に自信があることが単なる自己判断ではないことをPRできるため、その「強み」が本物であることにより説得力を持たせることができます。

そして褒められた体験を述べた後、「それ以来どのように意識が変わったか」、「新たにこんなことに気づいた(学んだ)」といった内容の文を続けて書くことも重要なポイントです。

面接では当然「笑顔」を意識する

自己PRで「笑顔」をアピールしているにもかかわらず、面接で暗い表情をしてしまうと、まったく説得力がありません。

緊張して顔が引きつることもあると思いますが、積極的に笑顔をつくり、明るい表情で臨むことを意識しましょう。

応募者が緊張することは、採用担当者も十分承知しているので、たとえその場でうまく笑顔が作れなくてもその姿勢自体がプラスに評価されるはずです。

また面接に臨む前に、自分なりに緊張を解くリラックス方法を考えておくなどして、自然な笑顔をつくれるような工夫をすることも大切です。