自己PRで自分の性格・人柄を効果的にアピールするための方法

就活をしていると、自己PRをする際に「性格や人柄を生かしたい」と考えている人も多いのではないでしょうか。

とは言っても、実際にそれを活かせられるのかもわからないし、生かし方もわからないと考えている人もきっといるはずです。

今回は上記の2点について、触れていきたいと思います。

企業は実績だけでなく「性格・人柄」も重視する

自己PRに何を書くべきか迷っている人の中には、「自分には他人に自慢できるような実績やスキルがない…」と自信を喪失している人も少なくありません。

しかし、企業が求めているのは実績・スキルが優れているだけの人ではありません。

もちろん、高い実績やスキルは本人の努力や人間性を証明するためには有効ですが、企業は「応募者がどんな性格・人柄なのか?」をもっとも知りたがっています。

たとえば、次のような経験やスキルを持つ2人の応募者がいたとします。

Aさんの場合

学生時代、プログラミングの技術を駆使して稼ぎながら世界一周をした。しかし、性格としては何事にも独善的な考え方で周りと協力して物事に取り組むことが大嫌い。

Bさんの場合

学生時代、飲食店のアルバイトや運動系のサークルには入っており特別な実績やスキルはない。しかし、人当たりは非常によく何事にも楽しみながら誠実に取り組む姿勢を持っている。

あなたが採用担当者なら、「一緒に働きたいと思う人物」はAとBのどちらの人物でしょうか。おそらく多くの人が「B」と答えると思います。

少し極端な例ですが、つまり企業は応募者の性格や人柄も採用基準として非常に重視しているということです。

ですので、特別な実績・スキルがない人もそれだけで自信を喪失する必要はありません。自分の性格・人柄の中から「強み」を見つけ出し、自己PRとしてアピールすることは十分可能なのです。

自己PRで「性格・人柄」をアピールする際の4つのポイント

①自分の事を深く分析してみる

け焼刃や簡単に思いついただけの性格・人柄では、読み手を惹きつけるような魅力的な自己PRをつくることはできません。

まずは自分のことを深く分析する、自己分析をあらゆる方法で試してみることが大切です。

自己分析の方法は主に3つです。

  • 印象的な経験やエピソード、価値観や志向などをノートに書き出して性格や傾向を分析する
  • インターネットや大学などから「自己分析シート」をいくつか入手し、試してみる
  • 仲のいい友人や家族だけでなく、初対面の人に自分の印象を聞いて自分の分析と照会する

②アピールする性格は1つに絞る

つい自分の良い面をたくさん伝えたくなりますが、3つも4つもアピールする性格を書いてしまうことは避けましょう。

まとまりがない文章になり、結果的に読み手への印象が薄れてしまいます。

どうしても複数書きたい場合は、「私の○○な性格は××資質を向上させることにもつながっています。」というように、1つのアピールに関連させると良いでしょう。

③自分の性格は裏を返した時にデメリットも存在する事を把握する

どんなに良いと思われる性格でも、その裏にはマイナスが隠れています。

とえば、「集中力が高い→周りが見えなくなりやすい」、「嫌いな人がいない→八方美人」、「プレッシャーに強い→失敗が成長のためのバネにならない」といった具合です。

面接では、自己PRを元に「あなたの短所は何ですか?」といった質問をされることもあるため、設定した性格・人柄の裏面(マイナス面)も把握しておくようにしましょう。

④他人から言われた性格も把握しておく

自己分析の項目でも少し触れましたが、自分から見た性格だけでなく「他人から見た自分の性格」もしっかりと知っておくことが大切です。

「自分では暗い性格と思っていたけど明るいと言われた」、「話すのが上手い自信があったのに説明がわかりにくいと言われた」といったように、往々にして思わぬ気づきや発見があるものです。

自己PRを企業の好みに合わせてみる事も必要

企業によって「求める人材像」は様々です。時には、その人材像のイメージに合わせた表現を用いて、自分の性格や人柄をアピールすることも必要です。

受ける企業によって自己PR文を多少変えることになりますが、選考通過の確率をわずかでもアップさせることができるなら、決して無駄な苦労ではないはずです。

ただし、「嘘」をついてまで合わせる必要はありません。たとえ採用されたとしても、入社後に企業と自分との間にミスマッチが生まれる原因になり得ます。

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