これで完璧!新卒採用で人事を唸らせる自己PRの書き方【例文つき】

就活をしている学生、就活を控えている学生。様々いるかと思いますが、「自己PRはどのようなことを書けばいいのか?」といった疑問が浮かぶことかと思います。

今回は、自己PRを書く上で最も大切な基礎的な構造やコツ、そして例文も掲載して解説をしていきたいと思います。

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企業が自己PRを聞く理由を理解することから始める

まずは、単純に自己PRを書く前に考えてほしいことがあります。それは、「どうして企業は学生に自己PRを書かせるのか?」といったものです。

個人差はありますが、何をするにしても「どうしてこれをやる必要があるのだろう?」と理解しているのか否かで、取り組む姿勢にも変化が現れてきます。

結論から言うと、企業は「選考を受けに来た学生が自分自身の会社に合う人材かどうかを見極めている」のです。

極端な話ではありますが、学生が「英語をはじめ数ヶ国語を話すことができる」といったアピールをしても、企業が外国語を使う必要のない所あれば、そこまで大きなアピールポイントはならない可能性が高いです。

※もっとも、数ヶ国語をマスターした努力等は素晴らしいもので、評価される可能性がありますが。

これらのことから、自己PRの意味は「企業と学生のマッチングをする最初のステップ」といったものになります。

自己PRの大まかな流れについて

実際に自己PRを考えるときに、それまで面接などの経験がほとんどない人からすれば、構成なども分からないでしょう。

まずは大まかな流れを掴むことで、人事に響く自己PRの作成をすることに繋がります。

①まずは結論を述べる

何を伝えるにしても「結論を最初に述べる」ことが大切です。

ダラダラとどういった結論に着地するかも分からない内容を話していても、面接官からすれば「?」となってしまいます。

面接官も人間ですから、最後まで話を聞いてくれなくなる可能性だってあります。

まずは結論を話す!

例)私の強みは大学時代のサークル活動で培ったリーダシップです。

②結論の根拠とエピソードを述べる

結論を話した後は、それに準ずる根拠となるエピソードを話す必要があります。根拠だけを話して終わりになる人はいないと思いますが、それだけで終わってしまうと面接官も「なんでそれが強みになるの?」となってしまいます。

エピソードを述べるコツとしては、課題解決をする際に「どうして課題解決ができたのか」を詳しく述べることです。

これを詳細に伝えることで、「この学生はどうやって課題を解決するのか」といったポイントを理解することができます。

結論の根拠とエピソードを述べる!

例)私は大学時代にダンスサークルに所属していました。そこで代表を務め、まとまりのなかったチーム全体をまとめるために、週に一度選手間だけのミーティングを行いました。(省略)結果的に、チーム全体のまとまりがよくなり、リーダーとしての役割を果たせることができたと思います。

③自己PR全体のキャッチコピーを考える

一通りの流れを考えた後は、一言で自己PRを表現するためのキャッチコピーを考えることも良いでしょう。

例えば、「私の強みはリーダーシップです。」といった表現でも良いのですが、さらに面接官や人事を引きつけるためにも「私はどれだけバラバラのチームでも短時間でまとめあげることができる人間です。」といった様な面接官に「おっ」と思わせられるようなキャッチコピーを考えてみてください。

【参考】自己PRのためのキャッチフレーズ(キャッチコピー)3選とその作り方

NGな自己PRの書き方について

一通り自己PRの型について触れてきましたが、基本的な型に加えて、「これだけは避けておいた方が良い」といったNGな自己PRについても解説していきたいと思います。

①具体的なエピソードが述べられていない

最もNGな自己PRですが、「具体的なエピソードが述べられていない」ことです。

せっかく最初に興味的な結論を述べた後に、それに関連する根拠がないとなれば、とてももったいない自己PRになってしまいます。

②結論ファーストになっていない

結論を述べずに自己PRをすることはできません。学生にはありがちですが、「私が伝えたいことは◯◯です。」と最初に述べることをしないため、聞いている側も「この話の結論はなんだ?」となってしまいます。

まずは、「伝えたいことは◯◯だ」と自分の中で人に伝えることを意識しましょう。

自己PRの見つけ方について

ここまで自己PRの基本的な型と、NGな型について触れてきましたが、そもそも「自己PRがなかなか見つからない」といった学生もいるはずでしょう。

自己PRの見つけ方に関しても、きまったステップを踏めばある程度把握することができます。

①自分の得意分野を10個書き出す

「自分の中で一体どういった強みがあるのか」これをまずは理解しておく必要があります。その際に、ただ頭の中だけで考えるだけでなく、実際に紙やスマホのメモでも、10個でいいので書き出してみることをお勧めします。

実際に手を動かすことで頭の中が整理されるため、普段の自分がすっかり忘れているような強みを思い出して書き出すことができます。

②10個の中で特に打ち込めたものを3つ指定する

10個書き出し後のステップとして、特に「強み」として打ち出せそうなものを3つに絞ってみてください。

あまりにも選択肢が多いと、どれを自己PRとして打ち出せばいいのか分からなくなるため、この段階で特に打ち出せそうなものに絞り込んでおきましょう。

③選定した3つの中で受ける企業で活かせそうなものを1つ決める

最後が肝になりますが、これから自分が受けようとしている会社に合わせた自己PRネタを用意しておくことをお勧めします。

前半でもお話しした通り、自分自身では強みだと思っていても、それが企業側にとってはプラスに受け取られない可能性もあります。

「自分が入りたい(受ける)企業はどの自己PRが適しているのか」これを考えて判断する必要があります。

自己PRの例文6個

「自己PRの型も作り方もわかったので、最後に実際の例文を見たい!」といった方のために、アピール項目別に例文を用意しました。

それぞれアピール項目は違うため、良い部分は参考にしてみてください。

①アルバイトで培ったホスピタリティ能力

私の強みは誰に対しても高いホスビタリティを提供することです。

飲食店のアルバイトを4年間継続したのですが、店舗ごとのお客様満足度が低い店舗に配属されていました。

まずは自分が少しでも変わろうと、「お客様に対してどういったおもてなしをすれば喜ばれるのか?」と自分に問いかけ、様々なことに挑戦してみました。

最終的にその行動が店舗全体にも広がり、店舗のお客様満足度が全国でもTOP10以内に入るといった成果をあげることができました。

②サークルで培ったマネジメント能力

私は大勢いるチームのまとめ役をすることが得意です。

テニスサークルに所属していたのですが、先輩後輩との仲が悪く、なかなか一緒に練習をする機会などもありませんでした。

そういった中でサークルの代表となり、まずは練習中に学年関係なく話し合いをする機会を設けました。最初はうまくいかないこともありましたが、根気強く継続していくうちに、お互いの良い部分を認め合い、悪い部分はアドバイスを送り合うような、理想的なサークルになることができました。

③留学で得た語学能力

私は複数の言語を話せることが得意分野です。

留学も複数経験したのですが、留学先で積極的に現地の人とコミュニケーションを取りつつ、留学前にも留学先の語学について毎日1時間を時間を取り、言語取得に励みました。

結果的に独学で学んだことをベースに、留学先でも日常会話程度の語学力を身につけることができました。

④学生団体で培ったチャレンジ精神

私は新しい環境に飛び込むチャレンジ精神があります。

自分に自信がなく、何をするにしても消極的だったのですが、あえて人とコミュニケーションを取ることが必要な学生団体に飛び込み、営業活動などを行いました。

最初はうまくいかないこともあったのですが、何度も諦めずに挑戦していくうちに、自分自身に自信を持てるようになったり、新しいことに挑戦するチャレンジ精神を身につけることができるようになりました。

⑤日々の友人関係で身についた冷静な判断能力

私は常に視座を高くし、人間関係等を俯瞰してみることができる冷静さがあります。

いつも行動を共にしていた友人間でも、ちょっとしたトラブル等があると、お互いの意見を聞いたり、その中で最前策を見出すことを行っていました。

今となっては「何かあれば◯◯に相談しよう」といった決まった相談役となっています。

⑥大学のゼミで培った課題追求心

私は分からないことや興味のあることがあれば、とことん追求する性格です。

大学のゼミでは分からないことがあると、大抵はそこで諦めたり、表面上の答えだけがわかれば満足といった人が多い中、私は「なぜ?」を繰り返し、自分が納得いくまで課題や疑問に対して追求していきました。

その結果、ゼミ内でも最も高い評価を頂くことができました。

もちろん例文の転用はNG

いかがだったでしょうか。上記の例文は全て内容は異なっていますが、「型」としては、「結論→根拠・エピソード」の順番となっています。

これらをそのまま転用することはNGですが、ある程度参考にしていただいて自己PRに行かしてもらえれば幸いです。

未経験の場合は自己PR方法は変わるのか?

ある程度専門的な知識などを活用する企業であれば、「自己PRの方法も変わるのかな?」と感じる学生もいると思います。もちろん、専門的な知識を持っている人のほうが評価されやすいかもしれません。

ですが、本当に経験者が欲しいのであれば、募集要項に「経験者優遇」や「経験者のみ」といった書き方をするはずです。それよりも学生時代に経験した事をしっかりと話す事ができたり、どれだけその企業に対して「入社したい」と想いを伝えられるかで変わってきます。

自分が入りたいと思っている企業が専門的な知識が必要であろう会社であっても、それは募集要項によって求めている学生も変わるため、特に自己PRの方法を変える必要はないでしょう。

強いて言えば、「その企業に入って知識やスキルを身に付けたい理由」などは言える方が良いかもしれませんね。

「そもそもその企業に行きたいのか?」を問いかけて

また、自己PRのノウハウや例文のコツなどを探していると、「とにかく内定を獲得したい!」といった気持ちが強くなってしまいます。

もちろん、その考え方が悪いわけではないのですが、もっと大切な事として「自分の行きたい企業から内定をもらう」といった物があるのではないでしょうか?

入社したら大きなギャップを感じるかもしれません。思い描いていた会社の雰囲気と異なるかもしれません。ですが、会社選びの本質だけは忘れないでいただきたいと思います。

また、「まずは内定獲得」を一つ目の目標にしておくことはオススメです。実際に面接をたくさん受けてみて、その中で「入社したい」と思える会社があったり、そうは思えない会社も出てくるはずです。どちらにせよ、今回の自己PRのコツ等は身につけておいて損はしないでしょう。

失敗は当たり前。自分を信じて就活に臨もう!

面接に臨んでいると「失敗してはいけない!」と考えている学生も多いはずです。確かに失敗はしないほうが良いかもしれませんが、特に最初のうちはその失敗も「後の成功に繋がるはず」です。

あまり深く考えすぎず、基本的な型などを意識して、どんどん就活に臨んでいきましょう。

あなたの就活がうまくいくことを心から願っています!