企業が自由形式の自己PRを採用する意図とその対処法について

就活の自己PRで「自由形式の自己PRを書いてください」と指定されても、どうしてもすぐに文章に表す事は簡単ではないと思われます。また、自由形式にすることは企業にとってどういった意図があるのでしょうか?

今回は「自由形式での自己PRの書き方」と「企業が自由形式での自己PRを求める意味」について触れていきたいと思います。

自己PRを自由形式にする企業の考え

企業は自己PRを自由形式にすることがありますが、自由形式というのは自分がやりやすくなるようで、どうしたら良いかがわからないと悩んでしまう人も意外と多い自己PRの形式です。

自己PRを自由形式にすることを企業が採用するのには、もちろん意図があります。

その意図には、自己PRを自由形式にすることで個性や人柄を見たいと思っていることなどが挙げられます。

自由形式の自己PRを採用する企業は意外と多いので、この形式に慣れておくことが大切です。

自由形式にする事で企業は何を見ているのか

あえて自由形式にする企業は、自己PRを通して具体的にどういったことを見ているのでしょうか。

多くの企業が見ているところは自己PRを書く学生がどんな工夫をするかや他人との差別化を図れるか相手(読み手)のことを考えて行動できるかといったところを見ています。

型にはめたような形式の自己PRだとこういった点を見ることができませんが、書類選考の段階からその学生の人間性を見極めることができるという点において、自由形式の自己PRはとても便利だと言えます。

①どのようなポテンシャルを持っているのか

ポテンシャルとは”可能性”という意味です。

企業は自己PRを見ることによって、その学生には企業で活かせるどのような潜在的な能力を持っているかというその可能性を見ています。

自己PRを書くときにはどのようなポテンシャルを持っているかがわかるように書いていくのが良いでしょう。

②文章力や発想力に長けているのか

文章力や発想力は、企業で仕事をする時にもとても役に立つ能力の一つです。

だからこそ、企業では提出された自己PRを基準にして文章力や発想力に長けているかということを確認している可能性もあります。

どちらも企業に入って教育されれば急激に伸びる能力というよりも、今の時点である程度完成された状態であることが理想となります。

仕事で大切なのは作業スピードだけではなく、文章力や発想力が提案力にも繋がるので企業では重視されると言えます。

③一目置かれるような経歴がなくても問題無い

自己PRに書く内容は一目置かれるような経歴がなくても全く問題ありません。

もちろん、すごい経験をしている人は多少就活で有利ではあります。

しかし、企業の採用担当者が見ているのはすごい経験をしているかといったことではないのです。

そのすごい経験自体も自慢話で終わってしまえば逆効果になってしまう可能性もあるので注意しましょう。

経歴そのものは普通でも、文章での伝え方や求められるポテンシャルを持っていることを感じさせるだけで十分内定がもらえる可能性はあります。

無理矢理話を盛ったりするよりも、そのままの自己PRを工夫する方が企業からの好感度が高い自己PRを作れるでしょう。

自由形式の自己PRの書き方

自由形式の自己PRで企業がどこを見ているかは理解できても、実際に書くと難しいと感じる方は少なくないのではないでしょうか。

自由形式の自己PRを書く時の4つのポイントをご紹介します。

①起承転結を意識した文章構成を意識する

起承転結がしっかりしていなくて、話が行ったり来たりしてしまうような文章は非常に読みにくいです。

自己PRを書く時には起承転結を意識して書いてみてください。

話の順序がわかりやすい文章は、読み手の頭にもスラスラと入ってきますよ。

②まずは箇条書きで書いてみる

最初からいきなり文章にせず、箇条書きで書いてみるのも一つの手です。

箇条書きで書いたらそれを読み直してみていらない部分を削ったり、文章をわかりやすい順序に組み立てていきましょう。

一度箇条書きで書いてみるのは、書きたいポイントを整理するためにも便利です。

③アピールポイントは多くて3つまで

アピールポイントが多すぎるとまとまりやメリハリがなくなり、読み手としては結局何をアピールしたいのかがわからなくなります。

読み手である企業の採用担当者を混乱させないためにも、アピールポイントはどんなに多くても3つまでに絞りましょう。

その他にアピールしたいことがあっても、そのネタは面接まで取っておくことをおすすめします。

④効果的に小見出しを活用する

いくつかのことを言いたい場合、文章でダラダラ書くだけでは何の話をしているのかがわかりにくくなってしまいます。

そのような時は小見出しを使うのが効果的です

小見出しは必須ではありませんが、必要に応じて積極的に使ってみてください。

自由形式にはやはり意味がある

企業にとって、やはり自由形式での自己PRを求める事には意味がありました。もし自由形式での自己PRを求められた際には今回の文章を参考に、是非就活に生かしてみてください。