継続力をアピールしたいときに自己PRのコツについて

継続力を自己PRで生かしたいと考えている人はどのようにアピールすればいいのでしょうか?

今回は、継続力をアピールすることの重要性と、その際に気をつけるべきことの2点について触れていきたいと思います。

「継続力」は確実に自己PRに繋がる!

1つのことを継続できる力、「継続力」は今企業に非常に求められている力です。

新卒者で3年以内に離職する割合が約30%に上ることは頻繁に耳にしますが、中には半年や1年といった超短期間で離職してしまう人もいます。

企業が一度の採用活動にかけるコストは、数百~数千万とも言われます。

せっかく採用した人物に早くやめられてしまうことは、企業にとって何よりも避けたいリスクなのです。

こうした背景から「継続力」を強みとしてPRしたいと考えている人は、うまく伝えることができれば、それだけで他の応募者よりも半歩リードしていると言っても過言ではないでしょう。

継続している事“だけ”を伝えるのはNG

継続力が強い強みとなることを知っている人の中には、「10年以上野球を続けてきた」、「3歳のころから今までピアノを習っている」といったように、ついそれだけをストレートに表現してしまう人が多いです。

しかし、ただ続けてきたことだけを伝えても意味がありません。

企業が欲しいのは「野球を10年以上続けてきた人材」ではなく、「野球を10年続けられるほどの継続力を持っている人材」だからです。

大事なのは、続けてきたことをそのまま伝えるのではなく、「続けてきたことによって得ることができた(気づいた)強みをPRすること」なのです。

つまり、1つのことを続けて来られた理由や、やめようと思ったときにどのように気持ちを切り替えたのかといった継続の背景に加えて、その経験を実際の仕事でどう生かせるのかを具体的に伝えることが重要です。

こうしたポイントを交えて、次に伝え方のポイントについて見ていきます。

自己PRで「継続力」を伝えるための3つの要素

①具体的な数字を活用する

先ほど、継続してきたことをそのまま伝えるのは意味がないと言いました。

しかし採用担当者にインパクトを与えるために、具体的な数字を記載することは非常に有効です。

たとえば、あなたが採用担当者だとします。「小学校からずっと野球を続けてきました。」という文と「小学校から10年以上野球を続けてきました。」という文であれば、どちらにより目を引かれるでしょうか。当然、後者だと思います。

1つのことを継続してきた経験を記載する場合は、このように具体的な数字を記載して、読み手にインパクトを与える工夫が大切です。

②どうやって困難を乗り越えたのかを伝える

継続してきた経験のプロセスでは、少なからず困難や苦労があったはずです。

それらを乗り越えたエピソードを具体的に伝えることは、継続力の他に、忍耐力・ストレス耐性・適応力など様々な強みを併せてPRできることにつながります。

たとえば、「指を骨折したとき、医者から8年間続けてきたピアノをもう弾けないと言われました。

しかし、絶対に諦めたくなかったのでリハビリと指の負担を軽くする弾き方の研究を必死で続けました。

その結果、再起できただけでなく、骨折前よりも演奏スキルを上げることができました。」といった具合です。

③仕事でどう生かす事ができるのかを伝える

継続力や継続してきたことで身に付けた強みを、実際の仕事でどのように生かせるのかを具体的に説明しましょう。

例として2つ挙げてみます。

  • 営業職として契約やアポイントメントが取れない局面でも、自分なりに信頼関係を築くための方法改善を続けて挑戦する
  • 困難に直面したときは、自分で解決策を模索しつつ、時には周りのサポートを積極的に活用していく

2つ目は、継続力に加えて、周りに助けを求めることができる「援助希求力」を持っていることも印象付けられるため積極的に使いたい表現です。

最終的に「成功」した事を伝えないとイケていない自己PRになる

エピソードを交えた自己PRを書く場合は、最終的に「継続したことが成功に終わった」という結論で締めることが重要です。

コツ2の例文に関して言えば、最後の「骨折前よりも演奏スキルを上げることができた」が「成功」の部分です。

の部分がなければ、読み手が「で、結局どうなったの?」と戸惑ってしまうだけでなく、自己PRというよりもただの体験談になってしまいます。

何よりも、困難な状況を乗り越えてつかみとった「成功」のエピソードを伝えることで、企業の採用担当者に「実際の仕事でも何か成し遂げてくれるかも」という期待感を持ってもらうことにもつながります。

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