大学に行く意味がわからなかったけど退学しなくて良かった理由【実話】

大学に行く意味

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「大学に行く意味がわからない」

と言った悩みを持っている人も多いようです。

「行く意味がわからないなら、退学すればいい」

というような意見もあるようですが、そう簡単に退学する決断が出来るわけではありませんよね。僕自身も大学に行く意味がわからなかったけど、結局退学せずに大学を卒業しています。

退学した方がいいのかなと思ったこともありましたが、社会人になった今考えると、退学しなくて大学を卒業して良かったと思うことの方が多いです。

今回は、「大学に行く意味がわからなかったけど退学しなくて良かった理由」を僕の経験からお伝えしていきます。大学に行く意味がわからなくて悩んでいる方、ぜひ参考にしていただければと思います。

高校時代に思っていた「大学に行く意味」

僕が初めに大学に行く意味を考え始めたのは高校3年生の時でした。部活を引退してみんなが受験勉強をしてるのでなんとなく勉強をしていましたが、「大学に行く意味ってなんだろう」と考え始めました。

その高校生の当時は、

  • 就職のため
  • 自分のステータスのため
  • 親に学歴で勝つため

本当にこのくらいの意味しか考えていませんでした。「大学にいってもっと勉強をしたい」とか、「専門性を深めて知識を身につけよう」みたいなことは一切考えていなく、建前で「やりたいことを見つけるために大学に行く」と言っていた気がします。

この理由が一般的かどうかはわかりませんが、「学歴のため」「就職のため」という理由はほとんどの人が思っている「大学に行く意味」ではないでしょうか。

社会人になった今、高校時代に思っていた「大学に行く意味」は本当に狭い視野で考えていたんだなと思います。

とはいえ、高校生の経験と常識、周りの環境を考えれば、このくらいしか考えられないのも当然かなとも思います。

「大学に行く意味がわからない」そんな日々が続いた

大学生になった当初は、実はやる気満々で講義に出席していました。というのも、僕は大学に補欠入学で入ったので、入学時点では学力が一番低いことがわかっていました。

なので、「落第しないように」「勉強についていけるように」と真面目に勉強をして課題もしっかりと、こなしていきました。それが苦と思ったこともなく、せっかく大学に入ったんだから着いていけるようにしっかりと勉強しよう。と素直に思っていました。

最初の期末試験の直前は、サークルの先輩から過去問をもらって対策をして、万全の状態で試験に励みました。

手応えはあったので、単位を落とすことはないだろうと思っていましたが、成績公開のデータをみると、なんと学科で5位の成績を取ってしまったのです。僕の所属していた学科は240人ほどいましたが、その中で5位になってしまったのです。

補欠で入学した僕が、まさかそんな成績を取れるとは思わなかったので、嬉しいというよりは唖然としたことを今でも覚えています。

それと同時に、「大学なんて大したことないんだな…」という感情が芽生えました。

5位という成績を取ったのならその後は1位を目指して頑張ればいいものの、僕は元から上位の成績をとるモチベーションではなかったので、「勉強しなくてもいいじゃん」と思ってしまい、それからは大学に行く意味を見いだせなくなってしまいました。

もし成績が下の方であれば、引き続き勉強に意味を見出して大学に行けたと思うのですが、無駄に良い成績を取ってしまったことで、やる気が全くなくなってしまいました。

とは言っても、その後も単位を取るために出席日数ギリギリで講義に行きましたし、ギリギリ単位を取れるように簡単に勉強はしていました。

しかし、その無意味な使命感が僕を苦しめることになったのです。

大学に行く意味がなくても、退学しなかった理由

大学に行く意味がわからなくて、講義をサボってバイトをやりまくったり、長期休みでもないのに1ヶ月間実家に帰ったりするなど、実際に大学に行かなかったこともあります。

本気で「退学する」ことも考えて親に相談したこともあります。そこまで考えたけど、退学はしなかった理由は、

  • 学生という肩書きを捨てるのが怖かった
  • 学生でいることが居心地良かった
  • 今までの学費がもったいないと思った
  • 親に「辞めないで」とお願いされて辞めきれなかった

などなどありますが、要は「大学を辞める覚悟がなかった」だけです。あとは、大学を辞めてまでやりたいこともなかったというのもあります。

そもそも大学に行くことがなかった

退学する覚悟がなかったというのが一番の理由ですが、大学に行く意味がないと感じていたのは3年生のときで、1.2年で単位をある程度取り終えていた僕は、そもそも大学に行かなくてもよい状況でした。

3年の前期には週3日で全部で4コマ、3年の後期には週2日で全部で2コマ。4年になったときには週に1コマだけあるゼミに顔を出せばよい状況だったので、これなら我慢してなんとなく大学に行こうかなと思えたのも大きな要因です。

逆に言えば、講義も受けないで学費だけ払い続けていたので、全く無意味なことをしているな、とは実感していましたが。。。

大学に行く意味がなくても、退学しなくて良かったこと

大学に行く意味がなくても、退学しなくて良かったと思うこともたくさんあります。行かないなら行かないなりにいろんなことを考えたし、いろんな世界に触れ、いろんな人と交流しました。

その結果、今の仕事に結びついていることもあるし、自分自身の基礎となる経験をたくさんできました。

簡単に言うと「いろんな経験ができた」これが、一番大きなことなんじゃないかなと思います。

ちなみに、退学しなくて良かったことを3つ挙げてみました。

①学生という肩書きに守られて、いろんな経験ができた

20代前半のいろんな可能性が秘めている中で、学生という肩書きに守られてたくさんの経験ができたことは、本当に良かったかなと思います。

海外旅行に4回行けたこと、1ヶ月間ブラジルに留学できたこと、国内もいろんなところに行けたのは、大学生だから出来たことです。

もし、高卒で就職していれば社会人としての責任と限られた休みの中で、20代前半に経験出来ることも少なかったんじゃないかなと思っています。

「どうせ学生なんだから、やりたいと思ったことをやってみよう。」

そんな感じで学生という肩書きに守ってもらいながらいろんな経験が出来るのは大学生の特権です。

②大学卒業という肩書きが得られた

僕も大学時代に「実力の世界になるんだから、肩書きなんて関係ない!」と言っていた時期もありますが、いざ社会人になってみると、今はまだ「大学卒業」という肩書きはそれなりにステータスになります。

大学時代から自分で稼ぐ実力があって、肩書きなんて関係ないくらい世の中に求められる人間になれれば、大学なんて退学してしまえば良いかもしれませんが、そうでなければ、なんとなくでも大学を卒業して肩書きをもらったほうが良いかもしれません。

ただ、肩書きを得ることができても、それを持っているだけでは何の意味もありません。肩書きを積極的に使いこなすか、持ち腐れにしてしまうかは、自分次第です。

肩書きを生かしたいなら、その肩書きが生きる就職先を目指すとか、それもしっかりと考えることが大事です。

ちなみに、僕の大学は「食」や「生物」関係に強い大学だったので、食品関係に就職する人は多くいました。その人たちは、肩書きを積極的に使えているなと思います。

肩書きもいらないから、高卒で就職したほうが良いと思うかもしれませんが、今はまだ高卒よりも大卒のほうが社会的に優遇される傾向にあるので、使える特権は使ってしまいましょう。

③大学でやったことが話のネタになっている

今働いている業界は「IT業界」ですが、一緒に仕事をする人や関わるお客さんと大学でやったことが話のネタになっているというのは、とても良かったと思っています。

僕は「食品・農業」を専門的に学ぶ大学に行っていて、実習でいろんな県に行って農業の手伝いをしたり、ブラジルにファームステイ(農業留学)に行ったこともあったので、「栄養」とか「食品」系の仕事をしている方と関わるときは、面白い話ができて盛り上がることができます。

仕事で年上の方とコミュニケーションを取るのは難しいですが、大学の経験のおかげで話がうまくいくことがあるので、その点は良かったかなと思います。

広い視野を持って大学に行く意味を考えてみる

ここまで読んで、大学に行く意味がないから退学しようかな。と考えていた人も、もう少し大学を続けてみるか。。。という気持ちになったかもしれません。

だとしたら、その決断を大切にしてあげて、せっかくなので大学生でいれる間にいろんなことを経験してみてください。

その一つとして、「大学は世の中のごく一部に過ぎない」ということを、ぜひ覚えておいて欲しいと思います。

確かに、中学高校までと違って大学には全国から学生が集まってくるので、いろんな考え方の人もいれば、いろんなことをやっている人もいます。

それだけでも刺激になっている人も多いと思いますが、世の中はもっと広いものです。大学なんてほんの一部に過ぎません。

「大学に行く意味がない」と感じている人は、もしかしたら「大学の中だけでなんとかしよう」と思ってしまっているかもしれません。

そうではなく、もっと広い視野を持って外の世界に目を向けると、やりたいことが見つかったり、学生でいる意味を見つけることができるはずです。

大学の外にもいろんな世界がある

僕がそうだったように、大学生活は単に大学内での生活だけでなく、外の世界に目を向ければいろんな可能性があることがわかります。

それはたとえバイトだとしてもいいです。インカレサークルだとしても、学生限定のイベントだとしても、なんでも良いです。大人のコミュニティに参加するのもいいでしょう。

大学内の狭い環境の中で生きているよりも、外を見ていろんな可能性を知ることで自分の価値観が変わるし視野も広がります。

大学内で友達を作ったとしても、卒業後まで関係が続くのはせいぜい3人でしょう。その3人に執着して大学内に留まるよりも、もっといろんな可能性を見つけるために外に目を向けた方がより充実した大学生活を送れるのではないでしょうか。

「自分が選んだ道を正解にする」という意識を持つ

「自分が選んだ道を正解にする」これは僕が好きな言葉の一つです。

大学に行く意味がなかったとして、では、高卒で就職する意味が本当にあるのか?と聞かれれば、そうは思わないかもしれません。どの道に進んだとしても、「意味あるのかな…」と悩んでしまうことはあります。

これは、就職に関しても同じことが言えます。「自分が選んだ会社で良かったのかな?」「この会社で働く意味はあるのかな?」このように悩んでしまうことは絶対にあります。

就職だけではありません。恋愛でも同じです。「この人と付き合っていて意味があるのかな?」「結婚して意味があるのかな?」と思うことでしょう。

このように、その都度「意味があるのかな?」なんて悩んで、本当に意味があるかどうかを問うたら、キリがありません。

そして、意味があるかどうか悩んだところで結局なにも変わりません。僕が大学に行く意味を見いだせなくなって悩みましたが、結局卒業しています。ほとんどの人がそうだと思います。

だったら、「自分が選んだ道が正解」と言えるように、出来ることを全力でやっていきましょう。自分の選んだ道を正解にするという意識で毎日を過ごしていたら、生活の状況が変化してやりたいことも見つかるかもしれません。

自分の選んだ道を正解にするための“コツ”

自分の選んだ道を正解にすると言っても、どうすればいいかわからないと思うので、コツを伝授します。

⑴自分で選択をする癖をつける

自分の選んだ道を正解にするためには、まずは自分が納得出来るようにしなければいけません。それは、「自分の選択に責任を持つ」ということに言い換えることが出来るかもしれません。

例えば、

「親に大学に行けと言われたから、行っている」

「親に安定した仕事をしろと言われたから、公務員になった」

こんな話は本当によく聞く話ですね。

このように、大学受験、就活の選択権が自分ではなくて親になってしまっている場合、何かうまくいかないことが起きたときに、

「親に大学に行けって言われたから…」

と言い訳をしてしまい、責任を親に押し付けてしまっています。誰かに責任を押し付けてしまった瞬間にそれ以上の改善は見込めません。

今は大学受験や就活という人生でも大きなイベントを例に挙げてみましたが、それだけではなくて、日頃の生活から自分で選択することを心がけてください。

日頃の小さな出来事で自分で選択する練習していくと、いざ大きな決断に迫られたときに「自分で選んだ道を正解にする」と腹を括って納得した選択が出来るはずです。

⑵迷ったら高いほうを選ぶ

自分で選択をすると言っても、自分に判断基準が無い場合、あるいは自分の軸が曖昧な場合は、どちらを選ぶべきか迷ってしまいます。

そんなときは、「高い方を選ぶ」ようにしてみてください。

「650円のメンチカツ定食」と「800円のトンカツ定食」で迷ったら、高い方のトンカツ定食を選ぶという感じです。

これの目的は「より良いほうを選ぶ」ことです。値段が高い方が良いとは一概には言えませんが、高い方にはなにか良い理由があるはずです。

もちろん、値段に関係なくどちらが良い方か判断ができれば問題はありません。

より良いものを選ぶ癖をつけて感覚を養っておけば、いざ重要な選択を迫られたときも良い方を選べるようになっているはずです。

大学に行くと決めて、退学をする気も無いんだったら、少しでも生活を充実させるために、

  1. 自分で選択をする癖をつける
  2. 迷ったら高いほうを選ぶ

この2つを心がけてみてください。

社会人になると、毎日のように責任を伴った選択に迫られるようになります。そのときによ胃判断が出来るように、大学生のうちに練習をしておきましょう。

それも立派な「大学に行く意味」になるのではないでしょうか。

大学に行く意味は自分で見出す

「大学に行く意味がわからない」とか「大学に行く意味は無い」とかいろんな意見があると思いますが、結局のところ意味を見いだせるかどうかは自分次第だということです。

行く意味がなくて退学して、違うことをやりたいならそれをやればいいし、退学ができないなら、意味がないなりに出来ることをたくさんやってみましょう。

「おもしろき こともなき世を おもしろく」 ー 高杉晋作

という高杉晋作の言葉がありますが、人生そのものに意味なんてなく、大学に行く意味もあるようでないのもです。

「おもしろき こともなき世を おもしろく
すみなすものは 心なりけり」

心の持ちかた次第で面白くもつまらなくもなるということです。

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