バイトの休憩中は時給は出る?知っておきたい休憩の決まり

バイトの休憩中は時給は出る?知っておきたい休憩の決まり

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バイトの休憩中は、時給はでるのでしょうか?いくら休憩中とはいえ、拘束されているので、給料は発生すると思うかもしれません。

特に飲食やアパレルなどのサービス業にありがちですが、休憩中にもかかわらず、呼び出されたり電話の対応をしなくてはならなかったり、休憩と呼べないのではないかという店もあるのではないでしょうか。

それなのに、給料が付いてないという事態もよく聞きます。

ここでは、バイトの休憩時間と時給の関係について、どんな法律になっているのかという点も踏まえながら解説していきます。

1. 休憩中の時給は発生しない

結論から言うと、休憩時間中は時給は発生しないというきまりになっています。

労働基準法第11条

「この法律で賃金とは、賃金、給料、手当、賞与その他名称の如何を問わず、労働の対償として使用者が労働者に支払うすべてのものをいう」

労働基準法では休憩時間は「労働」とはみなされないので、時給も発生しない仕組みになっています。

1-1. 休憩時間中に呼び出されたら…

飲食店やアパレルなどのサービス業をやっていると、どうしてもお客様主導で店が動いていくので、休憩中に人手不足になったりどうしても対応をしなくてはならないこともありがちです。

そのようなとき、時給は発生するのでしょうか?

この問題を見ていく上で、「休憩時間」の定義を確認すると、わかりやすく理解できます。

休憩時間とは、労働者の権利として労働から離れることを保障されている時間をいいます。

仕事の指示を待っているような待機時間は、働かないことが保障されていませんので休憩時間には該当しません。

労働基準法では、労働に対しては給料は支払われるという決まりになっています。

つまり、休憩中に呼ばれて店頭に出るというケースは、労働時間と見なされ、時給の対象になります。

また、完全に労働から離れることが保証されているので、休憩時間も呼び出しの電話を待っているとか、休憩しながらお客様の電話対応をするとか、メールの返信をするというような場合も、休憩時間とは見なされず、時給が発生する対象となります。

合わせて、他の時間に完全に労働から離れた休憩時間を設けてもらうことができます。

2. 休憩時間にはどんなきまりがあるか?

休憩時間と時給の関係は以上のようになっていますが、休憩時間に関して知っておきたい決まりは、他にもありますので、確認していきましょう。

2-1. 休憩時間の長さ

休憩時間の長さは法律で定められています。

労働時間6時間以上8時間未満:45分

労働時間8時間以上:60分

このように、休憩時間の最低が定められています。しかし、休憩時間の最長限度は特に定められていなく、企業によって様々な決まりがあるようです。

ケース1:労働時間が5時間30分の場合

この場合は労働時間が6時間未満なので、休憩時間を与えなくても違法とはなりません。

極論を言えば、5時間59分までは休憩時間を与えなくても違法ではありませんが、トラブル防止のために、独自で休憩時間を設けている企業もあります。

ケース2:労働時間が14時間の場合

そもそもが、かなり過酷なケースの労働ですが、この場合は、労働時間が8時間以上なので、休憩時間は1時間与えれば違法ではありません。

「8時間以降、6時間働いているからプラスで45分休憩をもらえないのは違法だ」と勘違いしてしまうこともありますが、1時間の休憩を与えていれば法的な問題はありません。

2-2. 休憩時間の位置

では、休憩時間はどのタイミングでもらえるものなのでしょうか。休憩時間の位置に関しては、

労働基準法第34条第1項

「休憩は、労働時間の途中に与えなければならない」

と規定されています。

例えば、出勤直後に休憩を与えたり、終業直後に休憩を与えるのは、違法と判断されます。

2-3. 休憩時間は自由に動ける

休憩時間は労働から離れることが保証されているため、基本的には自由に利用できます。しかし、やむを得ない事態を考慮して、一定の拘束を定めたり、外出許可を設けることも違法ではありません。

3. あいまいなケースが多い

休憩時間についてはこのよう法律で定められています。

もし、あなたのバイト先が法に反する労働状況だとしたら、店長に話を聞いてみるなどして、労働条件について確認すると良いでしょう。

もしかしたら違法かもしてないけど、大体休憩をもらってるし、それほど過酷ではなくて、あなた自身が気にしないのであれば、特に申し出ることもないでしょう。

また、あってはならないことなのですが、雇用する側の人間が、労働基準法に関して把握していない場合もあり、休憩時間の定義があいまいな職場もたくさんあります。

特に、飲食店やアパレルなどのサービス業は、労働時間と休憩時間の境界があいまいなケースが多いです。

3-1. 「俺は休憩なしで働いているんだよ」

「俺は休憩なしで働いているんだよ」

と店長に言われてしまうこともあります。

しかし、店長が休憩時間が無いからといって自分ももらえないというのは筋が通っていません。しっかりと休憩時間をもらえるように働きかけるか、あまりにも酷いようでしたら、退職することも視野に入れましょう。

3-1-1. 店長も大変

とはいえ、店長の気持ちもわからなくはありません。オーナーが店長を兼任しているお店の店長は、休憩時間が無いことを苦としませんが、大きくチェーン展開している企業の店長は、店長自身も従業員です。

もちろん休憩時間を保証される権利もありますし、休日をもらう権利もあります。

バイトに当たる店長ははっきり言って器が小さいですが、店長も人間であり、休みも欲しいと思っていることを、わかってあげても良いかもしれません。

※法律違反を許して良いというわけではありません。

3. まとめ

バイトの休憩時間については、様々な決まりがあります。

グレーにしようと思えばできるケースもありますし、ギリギリ法律違反にならないようにしている企業もあります。

自分を守るために、最低限の知識が必要なこともあります。もし、あなたが過酷な状況でバイトをしているとしたら、まずは自分か置かれている状況は法律違反なのか、そうで無いのか、確かめてみてください。

細かく気にしないというのであれば、「こんな法律もあるんだ」という程度に把握しておいても損はないでしょう。

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